7/6、3:56の方

 こんにちは、この度は弊所へのご訪問ありがとうございました。
 物語だけでなく、24での長々とした話に目を通してくださり嬉しく思います。更にはキバナさんについての素敵な解釈までご教授くださり有難い限りです。ワタクシ嬉しみが深い!

 美形で長身でトップジムリーダー、そしてダンデさんのライバルという、魅力的なポイントを余すところなく備えている……ことは知っているのですが、「書くために調べる」「書くために考える」ということをほとんどしてこなかったキャラクター、それが私の中でのキバナさんでした。
 そのため昨年11月に遊んだぼんやりとした印象のみで「主人公への好意は持っていない」「むしろ邪魔とさえ思っているかもしれない」などの邪推をやらかしましたが、とんだ的外れでしたね……お恥ずかしい! そうでした、彼は自らの悔しさをその場ですぐに、きちんと処理できる人でしたね。ダンデさんに対しては「ライバル」という個人として相まみえていますが、ルーキー組(ホップ、マリィ、ビートを含めた4名の呼び名で合っていますか? なんてかっこいいチーム名だ!)へ掛ける言葉というのは「トップジムリーダー」としてのもので、適切な配慮と力強い激励に満ちていたことを、頂いたコメントを受けて思い出しました。
 そんな彼がもし、トップジムリーダーとしてではなく、またライバルとしてでもなく、一人の「キバナ」として主人公と向き合うことがあったとしたら。SNSの作法もチャンピオンとしての振る舞いも何も分かっていない彼女に手を差し伸べるようなことがあったとしたら。その時「キバナ」の中にはどんな感情が生まれるのでしょう。書いてみるのも、楽しそうだ。そう思えてきました。

 コメントを頂戴する前までは「邪魔に思っている」という愚かな先入観があり、そのためキバナさんの連載を書くことがあるとすれば、その関係性は「マイナスの状態からスタートする」だろうと考えていました。ただ今回ご助言いただいたことにより、少なくとも「開始時点ではむしろプラスの状態から始まるべき」であると考えを改めることができました。
 開始時点では、の話なので、物語全体を通しての平穏性や糖度の高さを保証するものではなく、またそもそもキバナさんのお話が連載化するかどうかさえ、まだ確定していないのですが、兎にも角にもキバナさんという素敵な人物に対する私の粗雑な解釈、こちらに丁寧なお言葉で「ちょっと待った!」を掛けてくださったこと、本当に有難く思います。
 24では至らない発言を繰り返す、また物語の中にも考察の甘さが滲み出ている内容があるなど、全体として決して良質とは言えないサイトですが、何か一つでもお楽しみいただけるものを提供できていれば嬉しく思います。そう在れるよう、精進してまいります。

 改めて、この度はありがとうございました!

© 2024 雨袱紗