7/1、ヤスハラさん

 こんにちは、ヤスハラさん。遊びに来てくださりありがとうございます。またお会いできて光栄です!

 ひぇ、かなりの頻度で訪れてくださっているとのことでワタクシ、嬉しみが深い! お返事についても、こちらで初めてお話をする相手にいきなり捲し立てすぎたかなと反省しておりましたが、お嫌な気持ちにはさせていなかったようでほっとしております。読んでくださり、ありがとうございました。
 文が【全体的に好き】というお言葉も嬉しく思います。好きなものについては饒舌になる典型的なオタク気質なもので、つい色々と捲し立てがちでして。ポケモン以外のプライベートな愚痴なども24には混ざっている可能性がありますので、そういうのは適当にスルーして頂いて、楽しめそうなところだけ、楽しんでいただければと思います。

 セイボリーのテーマ、イントロの楽器について、それから「浮かせてほしいもの」についてのご提案、本当にありがとうございました。チェンバロ! チェンバロ! と興奮しながら、「浮かせてほしいもの」の更新分の話にもチェンバロの単語を入れてにやにやしまくるという有様でした。セイボリーにチェンバロを浮かせてほしい弾いてほしいという願望を、比喩表現の形ではありますが叶えられて最高に幸せです。
 セイボリー自身に浮いていただくという発想が何故出てこなかったのだろう、と自分を不甲斐なくさえ思ったりもしましたが、頂いた「自分自身」という素敵な題材を参考に、早速2本、書かせていただきました。……いや違うんですよヤスハラさん。本当はSSか短編でシンプルに書き終えるつもりだったのですがつい、ついやってしまって! つい、こんな長さに!
 コホン。少しまどろっこしい内容になってしまいましたが、彼を浮かせることができてたいへん満足しています。とても幸せな気持ちです。ただ【呆れられたい】のところを反映できなかったことに関しては謝罪申し上げたく……。お話の流れ上、セイボリー、呆れている余裕が全くなくなってしまっていました……。ヤスハラさんのご想定とは異なるものになってしまったかもしれませんが、少しでもお楽しみいただける点があれば幸いです。

 歯を食いしばるセイボリーにもご賛同くださりありがとうございます。わーいナカーマ! 必死な表情になるとぐっと幼さが増すのも素敵ですよね。
 「ムム、残念です。断られたこと……一生覚えていますよ」ですが、このテンションの下がり方はアクロマさんの「わざわざ此処まで足を運んだというのに……つれない人ですね」にも似ていて、初見時、既視感にドキッとしてしまいました。彼の、道場での取り組み態度を一変させた存在ですから、バトルを受け入れようが断ろうが、もう既に彼の中で主人公というのは「一生忘れられない相手」にはなっているとは思うのですが、こうして言語化されてしまうと、大きいですよね、ダメージが。
 私はセイボリーの周りをうろうろとして、口を開けるタイプの笑顔と閉じるタイプの微笑みとの2種類の表情を楽しむ遊びに勤しんでいます。こちらを向いてくれるシステム、本当にいいですよね。

 セイボリー19歳説にまでご賛同いただけるとは思ってもおらず……しかも素晴らしすぎる根拠までご提示くださって……食い入るように読ませていただきました。大人の世界で活躍し始めるのが早い、という点において現代の「フィギュアスケート」を持って来られたことに感動しておりました。そうか彼等はフィギュアスケーター……! それならば10代後半で頭角を現せないのは確かに、ええ、致命傷です。クララの目指している「アイドル」も同様に、10代が終わろうとしている頃にオーディションにひとつも受かっていない状況……と置き換えれば、確かに、とても焦ってしまうのも理解できます。
 19と20だとやはり、何も変わらないはずなのに何かが決定的に違っている感じがしますよね。現代には「成人」の線引きがありますが、それが20のラインにはなさそうなポケモン界においてもその「何かが違う」という認識は健在であるように思われました。クララとセイボリーは歴代のポケモンにおける登場人物とは、全く違うところでのオリジナルな苦悩を抱えているので、その苦悩に心当たりのある身としては、心を寄せずにはいられないのですよね……。

 1日1セイボリー、楽しみにしていただけるということで嬉しく思います。何よりも私自身のために始めたこの企画ですが、こうしてお声を頂戴できるというのは何にも勝る幸福です。
 私が「セイボリー pic」で日々検索している(最早中毒)イラストの中に、ヤスハラさんの描かれたセイボリーがいらっしゃるかもしれないという事実に浮足立っています。もしかしたら既にこっそりと、ふぁぼなどしてしまっているかもしれませんね。ロム専の鍵アカウントなので交流に使えないのが悔やまれますが、せめて私のふぁぼが、ハートが、ネットの海の向こう側、セイボリーを介してヤスハラさんの所へ届きますように!

 では、ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております。

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