6/16、2:19の方

こんにちは、管理人の葉月と申します。この度は遊びに来てくださり、ありがとうございます。

ただいま!

……と書くことの叶う方であるということは、貴方は「雨更紗」の頃を知っておられるのですね。
少し長くお休みを頂戴してしまいましたが、なんとか、戻ってくることができました。
言葉を、文字を絶やしたあの1年半は、何にも心を揺らさなくていいという最低な平穏を満喫していて、けれどもそれが、当時の私にはとても楽で、幸せなことでした。
今、こうして少しずつ言葉を、文字を手に取るようになってきた私は、様々なことに心を取られ、揺らがされ……といった、最高の不穏に見舞われています。
最低な平穏の頃には臆病で卑屈なカロスの物語が、最高の不穏の頃には愚直で傲慢なイッシュの物語が、私の心の中にいてくれました。
彼等・彼女等と一緒に此処へ戻ってくることができたこと、みんなと一緒に貴方をお出迎えできること、とても嬉しく思っています。

アクロマさんのことは、BW2発売前の公式HPにあのはためく白衣と謎の青い髪を見つけた瞬間から、ずっとずっと、好きでした。
彼は科学的な人です。純朴な科学者気質を持ち合わせており、その実力も折り紙つきです。
けれども彼は同時に人間的でもあります。確かな温もりのある言葉を紡ぐことのできる人であることが、原作の彼の発言からも読み取れます。
「無機質と有機質との間にピンと糸を張り、そこを綱渡りして楽しんでいるようなところのある人」という風に、私は考えています。
完全に「どちらである」と明言はできませんが、そのどちらの性質も持ち合わせているところが彼の魅力であり、同時に私が彼を書き続ける理由であるのだと思います。

「雨袱紗」の……いや「雨更紗」の彼に恋をしてくださり、ありがとうございます。
きっとこれからも、頻度はどれほどのものになるか分かりませんが、私は彼を書き続けることと思います。
苺の紅茶と水時計を用意して、彼と一緒に、此処でいつでも貴方をお待ちしています。また、遊びにいらしてくださいね。

では、ありがとうございました。

© 2024 雨袱紗