3/19、ケイさん

こんにちは、ケイさん。遊びに来てくださりありがとうございます。
確かに、まったくもって温かくなってしまいましたね。
椿が落ちて、梅が咲き、寒桜が若い葉を覗かせ、菜の花が畑を彩り、木蓮のシャンデリアが眩しく光って、そして、花粉が目を痒くする。
もう此処までくればあとは桜の開花を待つのみですね。
命の季節です。それは同時に「死の季節」でもあります。そういう意味で私には春が少し恐ろしく思われますが、それでもやはり、花は綺麗ですね。

新生活、ついに始まってしまいました……。
本音を言うのなら、私は変わりたくなどありませんでした。新生活など、始めたくありませんでした。
ずっとずっと、時を止めたように、変わらないままでいられたならどんなにか幸せだろうと本気で思っていました。
けれども私達が生きているのは、時の動く世界です。夢と冒険とポケットモンスターの世界とは異なり、変わることを余儀なくされてしまう世界です。
これまで、変わらない平穏に甘んじすぎた私ですが、ようやく変化の中に身を置くこととなりました。置かざるを得なくなってしまいました。

けれども、素敵なことも沢山待っていると信じていたいです。
これは素敵なことであるはずなのだから、変化を受け入れられるようになりたい。そしていつか、この不穏を喜べるようになれたらいいなと思っています。
何より、ケイさんに【それ以上にステキなことが待っている】と言っていただけたのに、私がそれを信じない訳には……いきませんよね。
ありがとうございます。ケイさんに応援していただけていると噛み締めながら、今日も変化に順応するため、頑張っていきます。

ピンクゴールドの初恋、お読みいただけているのですね、ありがとうございます。
元々あれは、ズミさんの甘々しい(?)短編をかき集めたシリーズものだったのですが、
こちらの雨袱紗への移転に伴い、少し全体の流れを筋が通るものに整えたり、あまりにもひどい描写を書き換えたりなど、しています。
で、ですがかえって糖度的には悪化してしまったような感じも否めませんね。ポッキーゲームのくだりとか、「貴方が怖くなくなるまで続けます」のあれとか……。

ただ、書いていて思ったのです。
このまま、二人を幸せの終着点(結婚)に置くのは、なんだかとても「雨袱紗らしくない」ことなのではないか?
シェリーはもっと考えて恋をするべきなのではないか? ズミさんは彼女の腹を切り開き、その臆病と卑屈を真正面から見据えるべきなのではないか?
それらをしないまま、ただ「恋」の甘さに泳がされてゴールインしてしまうのは、なんだかとても「夢小説」らしいことなのではないか?
私は、そのような王道の「夢小説」を書くために戻って来たのか? 本当にそれでいいのか?

……などと考えた果てに、あの特別編の「私は彼で出来ている。それが恋というものである」と嬉々として語るやばいシェリーが生まれました。

臆病と卑屈を「恋」に塗りつぶされたシェリーは、適切でない驕りをきっと働く。その「恋」を自らの力であると誤信する。
そしてその驕りや誤信を戒め、是正することができる相手はズミさんを置いて他にいない。
……よし、これでようやく雨袱紗らしくなってきたぞ!
などと一人、納得してしまった……という経緯が、あの特別編にはあります。
ズミさんなら、フラダリさんにもプラターヌ博士にもパキラさんにもできない導き方をしてくれると信じています。そのシーンを、今から書くのが楽しみです。
(今回はプロットを立てていないので、彼がどのような言葉を操るのか、まだ想定がほとんどできていないのです。でもこれはこれで、わくわくしますね)

ケイさんのこと、おはなしくださるということで、私は勿論全く問題ありません。
ケイさんとまた個人的なお話ができることを思うと、暗い話、と前置きしてくださっているにもかかわらず、楽しみにさえ思われてきます(ごめんなさい)
そこでこちらから提案なのですが、こういったオープンな場ではなく、パスワード付きの、真にケイさんと私しか入れないページを用意して、
そこで萌えも愚痴も相談も倫理に悖るようなことも、何でも気兼ねなくお話できるようにできたらと思っているのですが、ど……どうでしょう?
(実はその場所を「隔離サイト」としてつい先日、公開するに至ったばかりでして、
専らそこは私の、旧サイトにおけるようないけないあれそれを書き散らす場所と化しているのですが……)

プライベートなページには「電子交換ノート」と名前を付けています。
利用に際してはしつこいくらいの注意書きや長ったらしい利用規約などを設けているのですが、
ケイさんなら問題ないかと思いますので、ご希望されあればページを用意いたします。
要・不要のご連絡のみ「返信不要」としてまたこちらにコメントしていただければ幸いです。
もし電子交換ノートの場所を使っていただけるという場合、私がケイさんのサイトに突撃し、URLを貼り付けようと思います。
また、よく分からないので取り敢えずどのようなものか見てみたい、という場合にもその旨記載していただければ対応いたします。

私も、貴方のことをもっとよく知りたいと思っています。
書くことを楽しむ人間として、同じ高み(アクロマイスターとキンブリスト)を目指す人間として、そして何より友人として、沢山、お話できればとても嬉しい。
お時間のあるときで構いません。ご連絡、お待ちしていますね。

ルーンファクトリー5、楽しみですよねフフフラダリ
喜んでいただけて私も嬉しく思います。
登場してほしいキャラクターの希望は湯水のように溢れてきますが、でもなんだかんだ言っても私は、あの優しい世界でカブを育てられるだけで満足してしまいそうだなぁ……。

剣盾の「探偵かぶれの哲学少女」、見てくださっていたのですね。ありがとうございます。
「私という存在を追求するのは難しそうだね……この霧の町ロンドンでは……」(どやぁ)と、是非ともやっていただきたいですね。
このガラル地方には、「樹海」 → 「ライラックコーラル」を経て完全復活したシェリーを向かわせようと思っています。
シェリーがようやく「先輩」になる時がやってきました。そういう意味でも剣盾を書ける日がとてもとても、楽しみです。

では、ありがとうございました。
またお会いしましょう。

© 2024 雨袱紗