こんにちは、コグマさん。
私も、また貴方に会えてとても嬉しい!
長く、本当に長く、お休みを頂戴してしまって申し訳ありませんでした。
旧サイトからこちらに引越をして、何が増えた、と言えるものはまだありません。むしろ引越が完了していないものが多数ある分、旧サイトよりも中身は貧相です。
また、あまりにも長い間書くことを忘れてしまっていたため「さあ書こう」と思い立ってからも、なかなか、重い腰が上がらずにいました。
実際、9月に「片翼を殺いだ手」の修正場を書こうとして1話分だけ手を付けてみたのですが、
それがまあ、あまりにも、あまりにもひどい代物だったので、そこからまた数か月、ストップしてしまっていたのですよ。
けれども「???」にて空夫婦をちょっとだけ書いてみてからは、驚くほどにスムーズに指が動くようになりました。
何がきっかけだったか、と問われてしまうと上手くお答えできないのですが、それでもこれだけ長い間休まないと、きっと戻ってくることはできなかったのだと思います。
休み過ぎたために書けなくなった。にもかかわらず、再び書き始めるにはあの沈黙の1年は必要だったと、本当にそう思ってしまうのです。
……おかしいなあ。
トウコとコトネの「霊も羨む丑三つ時」、実は私も一番気に入っています。
「いいから起きて窓を開けろー!」と言い合える関係は、おそらく他の誰と誰にも築けない、彼女達特有のものです。
雨更紗ではもっと鬱屈とした、少女特有の影の濃い部分ばかりにスポットライトを当てていたような気がしますが、
こうした、気心の知れた友人だからこそできるじゃれ合いのようなものも、いつものしつこいくらいの心理描写を挟みつつ、書いていきたいなと思っています。
シェリーとフラダリさんの「ちいさな夜」実はかなり時間をかけて書きました。
先程、スムーズに指が動きました、などと大口を叩きましたが、彼女は本当に、どう書いたものかと最後まで悩ませられました。
けれどこれからは、もう少し、幸せな彼女を書いていきたいと思っています。
それが「ちいさな夜」のような、フラダリさんにしか肯定してあげられない歪な幸福であったとしても、彼女にはその主観を大事にしてほしい。
そんな物語を……これからも書いていけると、いいな。
ハイスピードで即刻お返事、とはなかなかいかず、物語の更新にも、お返事にも、速度にムラが生じる運営となりそうですが、
それでもよければ是非、また遊びにいらしてください。
1年の沈黙を経てようやく氷の中から溶け出た彼女達の言葉と共に、お待ちしています。
コグマさんも体調にはくれぐれもお気をつけて。どうか、インフルに負けないで!