(後日読みやすいように修正します、今はまだメモレベル)
「よくきてくれました」
「わたしはアルセウス、あなたたちひとがそうよぶもの」
アルセウス喋るんですか!?
「あなたのかおをよくみせてください」
「なんとよびましょう」
す、すごい……! ポケモン博士がやってくださっていた導入を、アルセウス様が直々に!?
「あなたがこれからおりたつせかいには」
「ひとがポケモンとよぶ ふしぎないきものたちがいます」
「チニタ すべてのポケモンにであうのです そのときまた すがたをみせましょう」
ハードルが! 再会のハードルが高すぎる!
現代の主人公が何らかの何らかによって過去のシンオウ地方に飛ばされていた、ということなのかな?
いやぁ、散々迷った挙句、名前をBDSPの「チニタ」と同じにして正解でした。
浜辺で倒れていたところをラベン博士に発見してもらうとは、これあれじゃん、ポケダン時闇の導入じゃん。懐かしいなあ。
ふむふむ、ここは始まりの浜、というのか……。
「それにしても、なんとも言えない不思議な格好をしていますが……」
で、出たー! タイムトリップものの定番「服が変」の指摘だー! ありがとうございます! えっこんな方向からも楽しめるとは完全に想定外でした。わっしょい楽しくなってきたぞ!
ここが何処だかも分からず、行く当てもない主人公を案じ、この博士、何か助力してくださるようです。
で、早速ヒスイ御三家を連れている訳ですけれども……どうやら「逃げたポケモンを追いかけてきたら空からキミが落ちてきた」とのことで、
「チニタくんというのですか! 不思議な印象の名前ですが、きっと素敵な意味を持つのでしょうね」
うわぁ……ごめん博士、ワタクシこの世界にまたしてもチニタ(夢)を見ているだけなんだ。許してくれ……。
▼チニタはスマートフォンらしきものを拾った!
▼おそらく自分のスマートフォンだが、形状が変わっている……それに不思議な力を感じる。
▼画面に文字が表示された!
▼アルセウスフォンと しめいをたくす 『すべてのポケモンとであえ』
いいぞいいぞ盛り上がってまいりました。それにしてもフィールドが、お花がものすっごい綺麗! カメラアングルを自在に変えられるのほんと画期的ですね。剣盾ワイルドエリアでもこの仕様はありましたが、これ、今作では全てのフィールドにおいて「これ」なんでしょう……? そんなん! そんなん楽しいに決まってる!
「最近開発されたばかりのモンスターボールを投げると……!」
そっか、この世界ではモンスターボールは「画期的」な代物なんですね。
「それにしても、キミは珍しいことに、ポケモンを恐れないのですね」
「世の中にはポケモンを捕まえるどころか、近付くことすら恐れる人もいるのに」
「調査のためにムラに運ばれたばかりで、誰の言うことも聞かないのですよ」
そ、それは大変だ……ちょっと待ってください、そんなポケモンを最初のパートナーにするんですか? 目立ちすぎる……!
い、いやそもそもこの時代にTシャツと短パンってだけで十分すぎる程に目立っているから今更かな! ええいままよ!
「ここに来たばかりなのに何故そんなに上手にポケモンを捕まえられるのです?」
「キミの出現には、何かしらの意味があるように思えるのです……」
ここでチニタ、自らフォンを取り出して「すべてのポケモンとであえ」の文章を博士に示しました。この時のキリっとしたチニタの表情いいですね。今作でも主人公、いろんな表情を見せてくれるのかなあ。楽しみだなあ。
「不思議な代物ですね、まるでキミを導くかのようです」
で、このラベン博士ですが、「ポケモン図鑑を作ること」を目的にしているようです。
我々にとっては見慣れ過ぎた目標ですが、BDSPでシンオウ図鑑を揃えるのと、このヒスイ地方で図鑑を揃える(要するに「すべてのポケモンとであう」ということですよね)のとでは難易度に天と地ほどの差がありそうです。いやゲームシステムとしては似たようなものなのでしょうけれども、時代背景として「ポケモンを捕まえる」という、ただそれだけのことがいかに恐ろしく大変なことか、というのが序盤から強調されているので、彼のこの目的も、この時代の人が聞けば「なんと無謀な……」みたいに憐れまれてしまうレベルの代物なのだろうなと推察できます。
で、そんな博士にとっては「ポケモンを恐れず、ポケモン捕獲の才能がありそうなチニタ」はすこぶる都合がよろしい。チニタにとっても、行く当てがないのでこの博士にどうにか衣食住を保証してもらえるのであればたいへん助かる……というWIN-WINの関係が成立したため、一先ず彼と一緒にコトブキムラへと向かうことになりました。
ああ、物語の導入がたいへん丁寧で、書いていて心地良い……BDSPの無茶振りが嘘のようだ……。XY以降の丁寧なストーリー描写を思い出させますね。嬉しいなあ、今後の展開が益々楽しみになってきました。
コトブキムラへと向かう途中、チニタの視線がテンガン山らしき山の上にある黒い雲へと向けられます。何だあれはちょうかっこいい。事前情報にあった、暴れるポケモン達に関係がありそうですね。いずれあの原因も調査することになるんだろうなあ。
いざ、コトブキムラへ!
あっ、ちょっとチニタ不安そう。見慣れない街並みですからね、無理もないでしょう。
そして村の方々もお決まりの「変わった格好じゃ」「遠い地方の流行りかね?」みたいなことを囁き合っています。この「近付くと短い台詞が表示される」システムも嬉しいですね。確か実装されたのはBWから、だったかな? 当時はヒウンシティの一部でしか見られなかったこの小台詞ですが、剣盾ではいろんなところで見かけましたね。
発売前から「似ている」と噂されていた「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」にもこの小台詞のシステムがありました。あのゲームは2017年に発売されたものですが、今遊んでも十分すぎる程快適に楽しめるので、あれと同じ感覚で探索ができるのはたいへん助かりますね。
「コトブキムラはギンガ団のおかげでここまで発達したのです」
「今通っているのはミオ通り」
「2年ほどかけてここまで大きくしました」
待って、待って博士! 情報が! 情報がどんどん出て来る! メモに忙しい、追い付かない!
などと興奮しながらミオ通りを歩いたところで、博士が「逃げたポケモンの報告に行かなければいけない」とのことで、後程食堂で落ち合う約束をし、一旦別れました。するとアルセウスフォンがピコピコ言い出しましたね。
▼不思議な力で目的地が分かるようになった
な、なんて便利なんだ! ありがとうございまーす!
すごいな、世界に接待されている感が半端ないです。トリップ、時代遡及ものにはよくある話ですが、この接待、あのアルセウス様がしてくださっているんですよね……? す、すごくないですか?
で、ちゃんと親切に目的地が表示されるのですが、折角自由に動けるようになったのですから探索しなきゃいけないでしょうそうでしょうふふふ、行ってきます!
ざっと見える限りでも、捕まえたポケモンを預けられる放牧場が町の東側にあること、小川にかかる橋の名前が「ミオ橋」であること、などが分かりましたね。放牧場の近くには木材が積まれていて、何か新しい施設が今後出来る予感がしました。チニタの来訪と活躍によって今後益々村が発展していくのかな、楽しみだなあ。
(1/28、16:20)
さて、寄り道も程々に食堂へ向かうことにしましょうか……とか思っていたら門前払いを食らいました! ギンガ団のための食堂に余所者が入って来るんじゃねぇ、みたいなこと言われたんですよ、つらい……田舎特有の排斥思想つらすぎる……なんてリアルなんだこの世界、いいぞいいぞもっと見せてください!
途方に暮れるチニタの前に(困り顔ほんと可愛らしいな、表情豊かでたいへんSUKI)現れたのは男性主人公、えっと……今作のデフォルト名は何だったかな、女の子がショウちゃんなのは知っているのですけれども。
「なんだおまえ? だいぶかぶいた格好してるけど。そんな薄着だと、ポケモンに襲われたらイチコロだろ」
そうだ、テルくんだ。
「このチニタくんが(調査隊の)チカラになってくれるでしょう」
「えっ、こんな変なやつ、仲間にできませんよ」
「許可する」
!
き、来たあああ! シマボシさんだ! シマボシさんじゃないですか! 第一声「許可する」なんですねありがとうございます、会いたかったずっと会いたかった! わっしょーい!(???)
「ギンガ団調査隊、隊長のシマボシだ」
ぞっぞぞぞ存じておりますずっとお会いしとうございました。
「ラベン博士から話は聞いた。逃げたポケモンを捕まえた能力を役立てる代わりに、衣食住の提供を求めているとか。
見たところ15歳くらいか。であれは一人前の大人として働くのは当然、だが素性も知れぬ人間を、おいそれと雇う訳にもいかない。明日、試験を受けてもらう」
!?
じゅ! 15歳! 15歳なんですかこの女の子! えっ15歳、この見た目で15歳! そ、そっか、そっかぁ……。
料理を一緒に食べないかと誘ったときのシマボシさんの「遠慮する」が……すごいこの人、あかん好きだ大好きだ。
「料理と真剣に向き合うために、ジャマされず、ひとりで味わいたい」
こんなこと言ってみたいなあ。現実でこの台詞を聞いたことが一度だけあるのですが、その時も「なんてストイックでかっこいい人なんだろう」と、ラベン博士と同じ感想を抱いたものです。
で、食堂の外のテーブルで「イモモチ」を食べながら、テルくんと博士とチニタの三人でお話をすることに。モチだ、モチが山積みにされている……。
「空に割れ目がありますよね。『時空の裂け目』と呼んでいる、あそこから落ちてきたのです」
時空の裂け目!? そりゃあ穏やかじゃない単語ですね、やみのディアルガ戦が始まりそうだ……あの最高のBGMが聞けるならまた戦いに繰り出すのも本望ではあるのですが!(ポケモン不思議のダンジョン「時・闇の探検隊」の話をしています)
「ポケモンは怖い生き物です! どのような能力を秘めていて、どういった不思議なことができるのか、さっぱり解明されていないのですよ」
確かにそうですね。それはヒスイ地方のみならず、カントーやイッシュやガラルでも同様のことが言えたはずで……それでも、そんなポケモン達との間に結んだ絆を、所謂剣盾のような「現代」では皆さん当たり前のように信じていたのですが、この時代ではまだその当たり前が確立されていないようですね。こいつはわくわくしてきたぞ!
あとこんな話をしている間に、シマボシさんが食堂の中でイモモチを10人前も一気に平らげているとのことでした。「ポケモン図鑑の完成が程遠いとはいえ、やけ食いにも程があるぞ」と食堂の主らしき男性、ムベさんが困り顔で報告してくれたのですが……あの細身で健啖家はちょっと……面白すぎるな……ありがとうございますシマボシさん。
チニタくんがいればやけ食いの日々も終わります! とかいうラベン博士の返しもいいですね。あーこの台詞の温度がさいっこうに好き……ずっと見ていたい……ずっと導入シーンでもいい……。
この後、シマボシさんが「あちらの宿舎で寝るといい」と言ってくれたお部屋に向かって眠ることになるのですが、お布団、囲炉裏、箪笥、行灯、姿見、収納箱らしき何か、等々が二部屋にお行儀よく収められていて、こんないいお部屋貰ってええんですか!? という気持ちになってしまいましたね。あと窓際に「瓶に入った綺麗な石 本当にただの石」が2つほどあったのですが、これは何に使うんでしょうね……前の住人の趣味でしょうか。
さあ、明日からいよいよアクション要素が本格的に入って来そうな気がしています。楽しみだなあ。
(16:50)