嘘だぁ。
そんでOP曲がまたまたすごすぎる、イントロで鳥肌立つなこれ。歌詞はもっと聞き込んでからでないと分からないのですが、すっごい不安になる。すごい……本気だ……本気で「みんな」が「アリス」を招いている……。いやいやいやだって「迫ってくる時計の針の音」ってそういうことやろうが! いっちばんはじめの歌詞からもう完全にそれなんよ、すごいね。……すごいね!
あと、このアリスシリーズ、私が最後に遊んだ「おもちゃ箱」までのイラストレーター様と、「ダイヤ」以降の方とで随分と雰囲気が違います。今のイラストレーター様の方が、絵柄がより現代に即していて、見やすく、砂糖菓子みたいで、何処を見ても綺麗。アリスシリーズを乙女ゲームとして見るならきっとこちらの絵柄の方がいいのだろうなと思います。みんなと一緒にいるときのアリスの表情、これはダイヤ以降の方が本当に幸せそうに描かれているからきっとこちらの方が乙女ゲームとしては、いい。ただこの絵柄のアリスからは「帰らなければいけない」「覚えておくと辛いけれどどうしても思い出さなければならないことがある」「思い出せないこと、この世界に留まることに罪悪感を覚えている」という、あの現実主義であり真面目な心地があまり感じられなくて、なんか「あれっ、このアリスじゃ帰れなさそう」と思ってしまうんですよね。順応している、あまりにも。
だってダイヤ以降のアリス、とっても似合うもの、エプロンドレスが。本当は似合っちゃいけないんだぜ、現実主義なアリスにそのお洋服だけは……。その「不釣り合い」感が以前のイラストレーター様の書かれる絵にはバリバリに表れていて最高だったんですよね。
いやでもやっぱりこの世界いいな、OPの挿絵、いつまででも見ていられる……(仕事をしろ)