ツイステやり始めてもう1か月以上経つのか

 第一印象というか、二次創作関連を味わう以前の私だけの所感って大事だと思うので、薄れてしまう前に書き残しておこうとおもう。使うかもしれないし使わないかもしれない。
(以下での「つらい」は「好きすぎてしんどい」ではなく「心理的に受け付けかねる」の意味です)

(序章)
学園長 → 愉快。食い気味にくる「優しいので」「優しすぎません?」が本当に、押しつけがましくて素晴らしい。
グリム → 嫌な奴ではないはずなのに四章クリアした段階でもまだ苦手、声と口調と性格となんか重要な役割を担っていそうな仄めかし含め、全体的にこう……一緒にいるのが、ニコイチで扱われるのが、とてもつらい。
監督生 → アズール・アーシェングロットには随分優しいお声掛けしているけれどカリムくんにはなんでそんな辛辣なん……やめてあげてくれ……。監督生様のおもうヴィラン像があのとがった選択肢からなんにも透けて来ないのがつらい。あとカードのレベルアップをしたときに皆さんが監督生にたくさん優しい言葉をかけてくださるけれど、それとストーリー上の皆さんの姿が一致しないんだよなあ。リドルやジェイドがそこまで監督生を「買う」根拠を……私はまだ……見つけられていない……。
トレイン先生 → 最高。最高。最高!! そのまま寡黙で淡々としたベテラン教員様でいてください。そしていつか内側から鍵をかけて閉じ込めて! 二度と出ていかれないようにしてくれ!
クルーウェル先生 → 錬金術の授業をどうやって受けるのか分からずに(日替わり、を見落としていた)なかなかこの人に会えなかった。アホすぎる。
サムさん(25) → 買うものもないのにとりあえず訪れたくなる。ドクターファリシエの雰囲気再現度が高すぎて好きにならざるを得ない。素晴らしい。
エース → 赤い方、お調子者の方。余計なことばかり言う方。でもこの人のおかげで「ああ、これって悪役の物語なんだ」と思い知ったから現ストーリー全て見終えた段階ではとても好感が持てる。第一章あたりはこの人の傍にいるの、かなりつらかった。
デュース → 青い方、ヒヨコちゃんエピソードで一気に好きになった。スペードの2なんですねそうなんですね成る程なあ。星エピソードで唯一、監督生の願いに寄り添う姿勢を見せてくれた人という意味で、いい意味でその、異質だなあとおもう。好ましい。エースと二人で楽しくヒールやってくれ!

(第一章)
リドル → 伯爵! 伯爵じゃないか!!(ちがう)覚悟していたけれどオバブロの流れとその後のお涙頂戴エピソードは初見時とてもつらかった。とても、つらかった。でも第二章で一気に好きになった。この「前章で戦ったラスボスが次に味方あるいはザコ敵として登場する」の流れを出されたらそりゃあ愛着も沸くよ。好きにならざるを得ないよ。ありがとうございます寮長! そんでもって第一章の癇癪が異常だっただけで根はこの人、ごっつ善性寄りなんだよなあ。リドルのカードだけイベントを除く5種全て揃っているのですが、本当に、素敵な子で……。これらを踏まえて第一章を振り返ると、植え付けられた強迫観念がいかに人の心を歪ませてしまうのかということをありありと……あかん辛くなってきたやめようかこの話!
ケイト先輩 → 化物。この人ほんまやばい。ユニーク魔法「舞い散る手札」が出てきた瞬間、悪用方法が10は浮かんだ私の卑怯な発想が化物なのであってこの人は普通にいい人なのかもしれないけれど……まだ分からないな。でも次の人と同様に「普通じゃない」とは思っている。だってケイト先輩あなた、どこで心を休めているんです?
トレイ・クローバー → どの口が普通とかほざきやがるこの! この! あああもうなんでこの人ほんまもう! 大事にしたかった幼馴染にトラウマ植え付けたケーキをお家柄ずっとずっと作り続けなきゃいけなかったこの人の心持ちよ……この人にとってケーキって何なんだ。悲しすぎる。そんでもってユニーク魔法「薔薇を塗ろう」が反則級に強い。アズール・アーシェングロットのあれが強いのは分かりきっているけれどこの人の「薔薇を塗ろう」とかケイト先輩の「舞い散る手札」とかは「一時的に塗り替えるだけ」「分裂するだけ」と格下に見せる小技を利かせてきているからさ……そういうところほんま上級生やで……怖すぎるこの二人。楽しいこといっぱいしてほしい。普通じゃなくてもいいんだそんなものになってくれるなトレイ・クローバー。

(第二章)
レオナさん → ライオンキングはテープが擦り切れるほど幼少期に見たので彼の立ち位置に「あれっ」と思った。彼が「やっつけたかった」のはマレウスなのか、チェカの父親なのか……? どっちだ? でもどっちにしても「どうにもならぬ」という心持ちではいたわけで……。彼の場合「諦念」が軸になっているので他の三人よりも激情が見えにくい。諦念、何もかも無駄、みたいな感じの「ヤケになった」でオバブロするのってこう……生き物の心理構造として「難しそう」だなと思うのだけれどどうなんやろか。あとフェアリーガラ後に始めたから彼の活躍は存じ上げないけれど、助っ人リストに彼がいたんです。ごっつ美人なんですねこの人。立ち絵じゃよく分からなかった。
ラギー → 原作と照らし合わせるとこの立ち位置が最終的にレオナさんを「食いつぶす」のだと思っていたので、最後までレオナさんを裏切らなかったことにちょっとびっくりした。声がとても優しいので登場してくれるといつも「ほっ」とする。
ジャック → いい奴だなお前! 彼が1年生であることによりエーデュースとのバランスが取れてとてもいい感じ。彼のスタンスが基本的に「一匹狼」であるが故に、エーデュースと並ぶと三人ではなく心地よい意味での「二人と一人」であるのがとても好ましい。あと彼に対しての監督生の台詞「賢い狼は群れで狩りをするよ」は印象的であったため覚えている。まあどの口が諭しにかかっとるんじゃという感じではあったのですけれどもね。うーん駄目だな、監督生の選択肢、あんまり好きになれない。

(第三章)
アズール・アーシェングロット → 両腕が紛うことなき人魚の理念で動いているのでこいつもだろうと思ったら全然違った。思いっきり「人間」の心で動いていた。「返してください……それを返してください!」「このままじゃ昔の僕に戻ってしまう!」「美しい歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ!」「憐れでちっぽけな屑共が!」「そうやって皆、僕をいじめる!」などと悲痛に叫んで回っていたこの人、倒してしまったらそのまま泡になって死んでしまうんじゃないかと終盤本気で怖かったので、生きていてくれてよかったと心から思った。人魚の生存を喜んでしまった。彼の願いは叶わなかったというのに。
ジェイド → 生徒の中ではこの人を一番初めに知ったので、入学式ではこの人の手を取ったのだけれど、一番「手を握り返してくれなさそうな人」の手を取ってしまったことについて、今更ながら、後悔が尽きない。生きて帰してください、貴方がた三人の邪魔はしませんのでどうか見逃してくださいって命乞いしたくなる、そういう怖さがある。あとリドルと並ぶと完全に黒執事。紅茶が特技は流石に笑った。お前やっぱ悪魔じゃねーか!
フロイド → 単体で見るとこんな厄介なやつ他におるはずがないけれど、三人でいるとなぜか理解できてしまうから彼は認知機能においてもバインドザハートを働かせているに違いないと思っている。というか態度よ、態度が違いすぎるんだよ三人のときとそれ以外のときとでさ。線引きが露骨。彼の反応でこのオクタは「双子と一人」ではなく「三人」であると確信した。

(第四章)
ジャミル → 美しいオバブロ姿選手権第一位。こんなん惚れるわ。アラジンもテープが擦り切れる程に見たので、覚えのあり過ぎるいろんな台詞にぐっときました。ドッカーン! ナイスショーット! ただアズール・アーシェングロットは「生きていてくれてよかった」と思ったのに対して、ジャミルは「生き残ってしまったけれどあなたは本当にこれでよかった?」と、思ってしまった。彼がめちゃめちゃ楽しそうにドッカーンしている様がさ、人生の最高潮って感じだったからさ、木犀脳の私は「今だ! ここ! 此処が死に時!」と軽率に思ってしまうワケでね。そうそう、ジャミルのあれが私には「緩慢な自殺」に見えたものだからさ、死ねなかったのか、って、ちょっと残念に思ってしまったのだよね。でもこれも悪役の世界らしい終わり方と言えなくもないかもしれない。「楽になっていいよ」と誰も言ってあげなかったのだよなあ。木犀では誰もがそう言ったけれど、カミルくんさえそれを許さなかったのだものなあ。いやぁ、ヴィランってほんと、世知辛いぜ! いやぁ木犀ってほんと、生温いぜ!
カミルくん → 何故君はNRCに来てしまったのだ……? ワカラナイ、私には何もワカラナイ。四章で言いたいことは色々とあったけれど、星イベントでは随分と穏やかな心地でジャミルと並んでいてくださったので、五章で助っ人メンバーとしてとんでもないことやってくれると信じている。だからそれまで、語るのはよそう。

(その他)
チェーニャ → よりにもよってチェシャ猫さん別陣営かよ! なんでや! イモムシ夢魔とチェシャ猫さんはこっちにおってくれな困るやろ! ……いや困らんか。いやいや困らんけれど困るってば! いないと寂しいでしょうが! 私が!(???)
ヴィル様 → 美しすぎる。
ルーク → 髪が綺麗。目が怖い。意外にも思いっきり、子供のように笑ってくださる。でも単語のチョイスがやっぱり狩人のそれ。ご活躍、期待しています。
エペル → カードをまだ運動服しかお迎えできていないのでどんな子であるのかちょっと、分かりかねているのですが、あまりポムフィオーレ寮に馴染んでいない、の、かな……?
イデア氏 → 授業も寮長会議も星イベの練習さえタブレット参加なのに部活はしっかり生身で来る人。ある意味で肝が据わっている。彼個人で見るならオルトに縛りを受けすぎている人、ということになるのだけれど、アズール・アーシェングロットが残んで通い続けている部活動相手であるから彼の評価に値するだけの何かしらは持ち合わせておられるのだろうとは、おもう。技術力だけが欲しいなら契約だけしていつものように奪い取ればいいしね。そうしないということはアズール・アーシェングロットは彼の、奪い取ろうとは思えない何か別のところに意味を見出しているということになる。私個人の好みは置いておいて、興味は尽きない。あと炎が! 炎が! 綺麗!
オルト大天使 → 「やっぱり二人でいるのが一番いい」ごめんねごめんねその「二人」を第六章でぶち壊すかもしれなくて本当にごめんね。
セベク → まだ分からないけれどその緑色の髪はなんだ……とても私好みの……げふんげふん。
シルバー → よく寝る人だなあ。キノコ好きかあそっかあ。
リリア様 → ヴァンパイアは好きです。この人にとっては授業とかマジフトとか全部お遊戯レベルでお茶の子さいさいだと思うのだけれど、そんな全知全能感を持つこのお方の料理がゲテモノってどういうことなんですかね面白すぎる。
ツノ太郎 → 乙女ゲームかな?

© 2025 雨袱紗