バトルは強くありませんでしたが、それ以外のところで確実にマウントを取っていける要素があるということで、とても書きやすかったです。いやテレキネシスの描写には手こずらせられましたけれども!
多分、旅の中でいきなりボールをふわふわさせる奴が現れたところでユウリはここまで心を奪われなかったと思う。最後だと覚悟して飛び出した午前4時、情緒の乱れを起こしがちな「徹夜明け」という状況、それらがセイボリーの才覚に対して過度の期待を起こさしめた。でもその期待をセイボリーが絶妙なタイミングで「あなたにはできません」とばっさり切り捨ててきやがったものだから、そりゃあびっくりするよね。初めて自分から求めたかもしれないものを此処まであっさり否定されたら……そりゃあもう、忘れられなくなるよね、この人のこと。
多分、旅の中でいきなりボールをふわふわさせる奴が現れたところでユウリはここまで心を奪われなかったと思う。最後だと覚悟して飛び出した午前4時、情緒の乱れを起こしがちな「徹夜明け」という状況、それらがセイボリーの才覚に対して過度の期待を起こさしめた。でもその期待をセイボリーが絶妙なタイミングで「あなたにはできません」とばっさり切り捨ててきやがったものだから、そりゃあびっくりするよね。初めて自分から求めたかもしれないものを此処まであっさり否定されたら……そりゃあもう、忘れられなくなるよね、この人のこと。