「それとも天国か?」(DBH)

この緊迫した空気の中で銃口越しの視界に捉えるにっとした微笑みが特に好きだったりします。「アンドロイドの天国なんて疑わしい」と返答するのもいい。
というかこのブリッジでは全ての問答において素晴らしいんだよな。

「何故それほどまで死にたがっているんですか」「忘れられないことがある」 → でもアンドロイドにとって「忘れない」のは普通のこと
「いいえ、ただ撃たないと決断した、それだけです」 → 非効率的な行動の選択をアンドロイドの側でも理由付けができていないらしい(隠されたプログラムがある?)
「貴方が望むものになりますよ」
 → これは理屈抜きに好きな言葉。でもアクアティカの羽衣のパキラさんみたいな慈愛の意味ではきっとない。
そういうように「造られているから」という、まあ言えば「自らに備え付けられた機能の説明」に過ぎないのだろうと思う、この段階では。
「自分が何なのかは理解していますよ」
 → 解析されたものばかりで構成されている、もしくは不明な部位および機能をアンドロイドの側が認識できないようにしている可能性を示唆

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