2月(旧)好きな小説の文を紹介してくださった方

こんにちは。
素敵な文をコメントしてくださり、ありがとうございました。向こうではちゃんとお礼を言えていなかったと思うので、こちらにて失礼いたします。

たとえば「苦手を言い訳にして逃げている自分」を否定されるのであれば、なるほどよくないことなのだろうなあと思うでしょう。
けれど、苦手ながらもその気持ちを抑えてある程度、すべきことをしている人間に対して「そんなことを苦手に思うなんて」と非難されたら……
やっぱり、どうしてよいか分からなくなってしまいますよね。

そう、以前は「どうしてよいか分からなくなって」いたのですが、今は違います。違う……と、信じていたいです。
私は一応、あのようなことになり、表面上は立派な大人の造りをしていながらも、
やっぱりポケモンの世界が大好きだし、他人と食事をすることが苦手だし、それに……いえ、此処ではやめておきましょう。
とにかくそうした「好き」「苦手」「嫌い」「したくない」という心持ちは私だけのものです。誰に何を言われようとも譲れない、私の核です。
その核を、大人である私は表面上、隠して、他人と笑顔で食事をして、楽しい! と笑うことが、きっとできます。
もっと汚い本音を隠して、世間一般的な「家族」の形を望まれてしまったならば、きっとそれに従うことができるでしょう。
けれど「そう思う」私の心は縛れません。世間がその感情を許さずとも、私の感情が世間に許されずとも構いません。
そう、考えることにしたのです。

……こんなことを思ってしまうのは私くらいのものなのかしら、などと思っていただけに、紹介してくださった文章は随分と長く、深く、私の心に残り続けていました。
とても、素敵な言葉ですね。「感情を、安易に踏みにじられたくない」のところで、思わず手をぐっと握りしめてしまいました。
どんな形をしていても、それがどんなに「悪いこと」であったとしても、私は自分の心を大事にしていたいと思います。
この文に、背中を押されたような心地になりました。

とはいえ、同じ過ちを繰り返さないために、またお越しくださる方が心地よく過ごせるようにするために、
こちらのサイトでは当分、私のそうした感情は隠して、正しく振る舞うように努めようと思っています。
そうした「たか」を外してありのままに振舞える場所は、もっと隠したところで、「私」に興味を持ってくださる方だけの目に留まるように設けるつもりです。
そこではきっと、やっぱり「ああー×になんかなりたくねえよーうわー」などと言っているかもしれませんね。
もし見つけてしまったら、笑ってやってくださいね。
そして貴方のお心に堪えない文面を見つけたら、「うわ」とドン引きして、苦笑いして、そっと立ち去るようにしていただければと思います。

もしまたこちらで会うことができたなら、この小説のこと、もう少し教えてくださいね。

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