皆もっとセイボリーのこと好きになーれ!

 あっごめんなさい! 忘れてください! いけないわこんな、ファン過激派みたいなこと言っちゃいけないとてもいけない。「皆もっとフラダリさんのこと好きになーれ!」とか叫んでいたあの頃みたいな元気はもうないんだからこういうのあかんよ、あかんて……。
 あーでも見たいなー見たいなー世界中の方が書かれるセイボリーを是非とも拝見したいなー! セイボリー語録見たいなー! 彼のバトルにも情動にもとにかく何にでも一生懸命になれてしまうところ、主人公に出会えてそうなってしまったところ、本当に、うん、見たい。見たいなー! 私がいっぱい書ければいいのだけれど如何せんセイボリーに会うまでサボっていたからハイペース更新への切り替えが難しくてなー! あかんなー!
 何よりもあれ! あれ! ものを動かすタイプの魔術! 魔術じゃねえテレキネシス! あの描写ほんといろんなパターン見たい! すごく見たい! 私は「テレキネシスの対象に選ばれる」ことを「水色の光」で表現しているけれど、もっとこう、あるやろ……いろんな表現が……そういうの見たい……。現実にあるはずもないものを現実の言語に落とし込んでいく作業はとても楽しいものです、それを拝見するのも楽しいものです。ましてやその操り手がセイボリーなんですよ、そんなん最高に楽しいに決まってる、ね!
 綺麗なものいっぱい動かしてほしいな。涙とか黄色い花弁とかふわっふわのバスタオルとか好きになった女の子の髪とか、とにかくいろんなもの浮かせてくれよ動かしてくれよその子の心ごと激動の嵐にその涼しい目で持ち込んでいってくれよセイボリー。という気持ちで連載とか短編とか大論判三部作とか書きましたけれどもまだ足りないんだよなあ! もっとあるはずなんだよなあ! というかセイボリーが浮かせればそこらの小石だって宝石なんだよなあ!

 ……平静を欠きすぎている。たいへん失礼いたしました。

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