ちょっとした小話を書いていたのですが

そのための資料として久々にゲーテ文学に火が付きましてとんでもないことになっています。
うえーい皆悩んでるー!? ウェルテルだぞ!(???)

「若きウェルテルの悩み」があまりにも有名なゲーテ様ですが、詩集も味があってとてもとても好きです。
残念ながら手元には詩集はなく、数年前に大学の図書館で借りて読んだだけという、専門家の方に言わせればにわかもいいところだとは思うのですが、
詩集を1冊を読んだだけでもインパクトのある言葉並びがあまりにも多く見受けられ、あっという間に酔い痴れてしまったことを覚えています。

いやほんと、ドイツ語をもっと深く学んでおけばよかったと後悔しますね……。
ただ、今から独学でドイツ語を学んだところでとてもではありませんが翻訳家の方々が綺麗に訳したあの数々よりも「腑に落ちる」表現に私如きが辿り着ける気がしないので、
やはり、訳されたものは訳されたもので楽しむのが最も合理的であるのかもしれませんね。

それにしても、一体何をどうしたら「Daß ich eins und doppelt bin(わたしは1と2である)」が
「わたしは一枚であると同時に、あなたとの二枚である」とかいうお洒落な表現に化けてしまわれるんですか……。
やっぱ詩ってすげぇわ……ゲーテ様ってすげぇわ……翻訳さんもすげぇわ……。

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