昨日、眠い目を擦りながらお酒SSを書いたのですが

シアのあのレベルは「酩酊」じゃないよね。「泥酔」だよね! やっちまったぜ!
でも、「20度超の酩酊にどうか楽園の夢を見て」っていう、樹海SSのタイトルと対比させたかったから、仕方ないのだ。
こう、「20度超の酩酊にきっと地獄の夢を見る」って、揃えたかったのだ。上が樹海(生存ルート)で下が木犀(死亡ルート)だ。ええ感じや(?)。

ただ、ライラックコーラルSSとして書いた「地獄の紅色」で、樹海後のシェリーとサーナイトが再会し、同じ場所へ戻ることを「地獄へ行く」と形容したところからして、
樹海で「楽園の」としたにもかかわらず最終的には彼女は最愛のパートナーと地獄へ戻ってしまうということだし、
木犀で「地獄の」としたにもかかわらず彼女は死んだ先の楽園で25年間、フラダリさんを待っているとかいう真逆の、この様相……。
そう考えると「木犀」と「樹海」もしっかり対比されているのですね。というかそうだよね、長らくXY連載はこの2本だけだったのだからそりゃそうだよね。

ところで幾名かのお方から「木犀」と「Methinks」の対比について評論家も顔負けのすんばらしい考察を頂いているのですが、
皆さんが私の、というか物語の意図を悉く汲み取ってくださるのでもう私は何もしなくていいのではないかとさえ思えてきましたとても嬉しいですフフフラダリ
(書け)

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