3/24、夜那さん

 こんにちは夜那さん! 遊びに来てくださりありがとうございます。
 重ねてにはなりますが進級、本当におめでとうございます! 大変だったでしょう……春休みくらい思いっきり遊んでくださいね。時勢が時勢なので、思うように遠出できないもどかしさが残るかもしれませんが……。

 ダイパリメイク、あのグラフィックについては賛否両論あるようですが、ドット絵の名残が残るBDSPと剣盾様式をしっかり引き継いだレジェンドとの豪華二本立てと考えるとお得ではあるかもしれませんね。シンオウ地方を舞台にした作品が立て続けに出てくる訳で……いやぁこの冬は忙しくなりそうですね!
 牧場物語、内情を詳しく調べている訳ではないのですがプレイを初めて30分と経たないうちに「なんかおかしいな?」とは感じておりました。特に牧場物語というものに「登場人物との心温まる交流」を期待していた方からのショックが大きかったようです。勿論、私もそこに期待していない訳ではなかったので若干の気落ちはありましたが、楽しめる範囲でのんびり楽しんでおりましたよ! 種メーカーを使って作物の品質を上げていく、あの地味な作業、大好きなんです。

 BWとはこれまた懐かしいものを!(BW2はまだ現役のように感じるのに、BWとなるとずいぶん昔の作品に感じてしまうのは何故なんでしょう) チェレンとベルに関して、私はどうしても「トウコ」の目線で見てしまうので、二人のことは「甘ったるいところで折り合いを付けて難しいことは全部こちらに丸投げした、狡いおともだち」のイメージを持っていた時期が非常に長かったんですよね。サイコロ修正版を書き終えた段階で彼等の関係にもひと段落ついたような心地がしており、今はそうした嫌悪とか苦手意識みたいなものは全くありません。チェレンは理想を負うことで、ベルは現実を見ることで、彼等にとっての最善に見事辿り着いたのだと思います。素敵ですよね。

 ご友人さんの近況報告についてもありがとうございます。夜那さん含め皆さんが支え合いながら懸命に生きておられることにただただ頭が下がります。応援することしかできないのが心苦しいですが、めいっぱいエールを贈らせてください。

 えああ泥梨……泥梨大事にしてくださり本当に嬉しいです! 前回のお話で話せなかった部分ですが、ラストの思考実験エピソードについては「ツイステメンバーがどう答えるか」「誰が出題するか」「監督生の意見に同意するのは誰で、否定するのは誰か」などを考えるのがとても楽しかったことを覚えています。スワンプマン、テセウスの船、このあたりの思考実験が大好きなんですよね。シュレーディンガーのNEKOも興味深いのですが、心が元気なときでないと楽しく考えることが難しく……途中で丸投げしたくなったりもします。

 トレイとケイトに関して、およびアクアティカの羽衣のパキラさんとシェリーに関しての考えもお聞かせくださりありがとうございます。これらについて、こちらからもちょっとだけお話させてくださいね(もっとも、あくまで友情での関係で終わった泥梨と、「恋人を望むならそれらしく振る舞うわ」とまでパキラさんに断言させたアクアティカとをまとめて話してしまうのはちょっと不自然かもしれませんが)。
 BLでないものをBLと見て感想を頂く、GLのつもりでなかったものを百合として見られて更なるGLの更新を求められる、という事故の発生率(?)に、世間様の「供給量」が関係しているというお話は、貪欲に百合を欲するという経験をしたことがなかった私にはとても新鮮なものでした。新しい知見、ありがとうございます! 確かに私もセイボリーの素敵な絵を表で堂々と拝見したいがためにアカウントを作ったりなどしていた身なので、供給が少ないものを追い求めてしまうという気持ちに関しては、そうですね、とてもよく分かります。
 あと漫画などでそうした妄想を捗らせることはめちゃめちゃ素敵な楽しみ方だと思いますよ! 行間を「創る」勢いで妄想と共に読み込んでいく作業、私もよくやりましたから。それこそが「夢を見る」ということだと思っています。

 また、長くこのサイトとお付き合いしてくださっている方の中でも「何のために雨袱紗を読むか」に関しては本当に、お越しくださる方によって様々です。最近そうしたお言葉に触れる機会が複数あって私としてはたいへん幸せで、また「全ての人が同じ視点でひとつのものを見ている訳ではない」という当たり前のことを噛み締める機会というのも、あまり多くの人と関わらなくなった社会人の身にはとても眩しく、嬉しく、新鮮なものに感じられました。
 ですから夜那さんの「百合として見る」という見方も、そうした複数ある有難いお付き合いの仕方の一つなので、それ自体に嫌悪を抱くことはしていないんですよ。ただあれを取り上げて「じゃあこの人とこの子の百合も書いて」と言われると、だいぶ腰が引けてしまうなあ、というのが本音なだけで……結局私も我が儘なだけなのかもしれませんね。
 沢山聞いてくださりありがとうございます。

 書き足りないところがまだ残っていますが、そちらはまた通話の方でお喋りさせていただければと思っています。ツイステのこととか、エマちゃんのこととか……。
 夜那さんとの遣り取り、いつも本当に楽しませていただいていますし、元気を沢山貰っているんですよ。いつもありがとうございます。
 では、またお会いしましょう!

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