7/8、夜那さん

 こんにちは、夜那さん。遊びに来てくださりありがとうございます!

 ツイステのお話、楽しく読ませていただきました。
 人魚がいらっしゃるのですね! そうとは知らず前回のお返事で「魚類な私」などと書いてしまったような気がしますが……ごめんなさいそのお二人のことは存じ上げておらずですね、ええ、そのお二人に被せるという意図で書いた訳ではなかったのですよ!(どんな弁明だ)
 ルーク・ハントはね、以前から知っておりました。ただセイボリーに重ねた訳ではなく、元来このサラサラおかっぱヘアーの男性キャラクターには心を惹かれる傾向にあるので、ちょっと「この髪型の奴は危険だ!」と個人的に警戒していたのです。やはり危険でしたね、今改めて見るとセイボリーの気配がかなりいたします。やめるんだルーク殿! 今あなたを好きになる訳には!
 ……コホン。ご紹介、ありがとうございました。

 「優しさの知識」に関するお返事について、最後の【優しくなりたいっすねー…】がとても心に染み入りました。
 私は「本当に優しくしたいと思う真心」の「暴走」と、「その優しさを相手にとって有益な形で振るうための知識」の「情報不足」によって、要らぬ傷を相手に付けてしまうことがよくあります。優しく在りたいと思う相手であればある程、そこには相手への「祈り」が混ざります。元気になってほしい。成功してほしい。立ち直ってほしい。報われてほしい、等々。
 ただそうした祈りが程度を増すと、もうそれはエゴの押し付けにほかならず、セイボリー風に言うならば「とんだ的外れ」です。彼は「配慮」を拒み、全力で自身と向き合うことをユウリに望んでいますが、私の場合は真逆であると言えるでしょう。「全力」であることで相手を傷付けた経験の方が多い私は、きっと「配慮」を選び取らなければならない部類の人間に違いありません。「配慮」を、なるべく優しい形で振るえるようになるには、相手を知る必要があります。情報が必要です。どれだけ知れば正しい配慮が為せるのか、どれだけ慮れば優しく在れるのか……私には、分かりません。分からないけれど、優しく在ろうとすること自体はどうしても、諦めたくないんですよね。
 白雪巴さんに関するお話、それを踏まえての【傷付けない方を選べる、選びたいと思える人である】というご解釈もありがとうございます。白雪巴さんにはそうした「選択」にまで至れるだけの情報と、真心を制御するだけの力があるのですね。
 いいなあ。

 大論判三部作のご読了も本当にありがとうございます。あの解決の仕方はユウリの饒舌性と思考力がなければ成り立たないところだったので、【言葉を尽くすことを諦めない人であり、考えることをやめなかったからこそああした最後を迎えられた】というのはまさに、ええ、まさにそうでございました。彼等の喧嘩にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。しかもセイボリーをあまり知らないという状況でいらっしゃるにもかかわらず此処までの大考察を……うれしい……。
 あと! あと! 夜那さん、私拝見しましたよ、夜那さんのセイボリー! もうめちゃめちゃ美しくて悲鳴を上げてしまいました。
 実はセイボリー用? のついったアカウントを作成してみようと画策しているところでして、そろそろ公開になるかもわからないのですが、その折にはそちらの鍵を外したアカウントで、夜那さんのセイボリーへの感謝と愛を伝えに行こうと思います。今は「水色が……水色がとても綺麗だ……」とだけ、書かせてくださいね。

 おおっとそうか! あの場所を「逃避」とした場合、ホップがやって来るというのは夜那さんのユウリにとっては致命的によくないことなのですね! それは……悲しいですね。
 私は新しい道に進んだ彼が、旅をしていた頃と変わらない調子で現れ、以前のように気軽に名前を呼んでくれて、そんでもってダイミツ集めでは専門的な知識をいっぱい身に着けて大活躍してくださったことに「わー! すごい! かっこいい! おめでとう! うれしい! まだユウリと友達でいてくれるんか、本当にありがとう!」などと大はしゃぎしていたものですから、そうした発想が完全に欠落しておりました。
 ホップ自身には何の罪もありませんでした。彼は最初から最後までずっといい子でした。こちらが恐ろしくなってしまうくらい、いい子でした。そんないい子である彼を「楽園の破壊者」とみなせてしまう程に追い詰められている【闇の深いユウリ】のことを思うと胸が痛みますね……悲しい……。確かにヨロイ島の【ある種潔白で楽園じみた場所】に、ガラル本土の人間が、それもユウリにとても近しい人間がやって来ることは、夜那さんのユウリには耐えられないことでしょうね……。でもあかんで夜那さん、そのユウリちゃんを氷の中で眠らせたり日記をびりびりに破かせて「大好きだよホップ」とか言わせたりしたら絶対にあかんで!(唐突なマーキュリーロードネタすみません)

 夜那さんのご家族も「なんとなく」でいろんなものを選び、生きていかれる方なのですね。こんなところにもお揃いがあったこと、私も嬉しく思います。
 尊敬してしまう、と、生き方が綺麗だ、と、言っていただきありがとうございます。私も、そう思います。そして、そんな生き方がしたいとはどうしても思えないという点についても、ええ、全力で同意させていただきます。

 前回は私の話を沢山お聞かせしてしまい、申し訳ありませんでした。受け止めてくださりありがとうございます。それに対する夜那さんのお言葉も、じっくり読ませていただきました。
 私なぞのために憤ってくださりありがとうございます。夜那さんご自身の想いを聞かせてくださりありがとうございます。これで最後にする、とありましたので、私もそのつもりで手短に書かせていただくのみとさせていただきますね。
 更に沢山、議論を交わすこともできそうですが、これ以上、そうしてしまうのは「不適正」であると判断しました。詳細については7/3に決意表明という形で長々とさせていただいたのでここでは控えますが、一度、大事な夜那さんを私のあれやこれやに付き合わせてしまうのはおしまいにしよう、と思いました。セイボリーよりもずっと大事な夜那さんとのご縁を、正しく、大事にしたいと思いました。

 私はきっとこれから、もっと酷いことになります。そのための身体大改造計画が徐々に進み始めています。薬を飲むだけでもひどく恐ろしい。怖い。これが「必要なこと」であると知っているから、尚の事。
 でも、大丈夫です。書き続けられている限り、夜那さんが一緒に「いてくださっている」と信じていられる限り、大丈夫です。だからこれからは、夜那さんを不用意に憤らせたりお心を掻き乱したりしないような、夜那さんにとって益のある充実したお話ができればいいなと思っています。
 私は、貴方に寄り添える私でありたい。決して、この苦痛に貴方を寄り添わせるような不甲斐ない私ではなくて、ね。

 こちらこそ、沢山、沢山、まだ10代の夜那さんにお聞かせすべきでないようなことを今まですっと聞かせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。全力で、真剣な心持ちで考えて、言葉を尽くしてくださる夜那さんの姿勢に、とても救われていました。私のために使ってくださっていたその大事な時間を、言葉を、心持ちを、これからは是非、もっと多くの方に使って差し上げてください。夜那さんにはその力がございます。私が証人でございます。貴方の献心を私はずっと覚えています。貴方の心を頂いたという事実に相応しい人間に……なりたいですね。
 これらを踏まえまして、また文章の遣り取りやお電話やあつ森プレイ(やばい、海開きまだしてない)をしていただける、夜那さんのお時間やお言葉やお心をまた分けていただける、ということでしたらこちらこそ是非、是非、喜んで! 楽しいこと、沢山しましょう。これからも仲良くしていただけると嬉しいです。

 では、ありがとうございました。またお会いしましょう!


 でもあの日のお電話、あれは本当に、本当に嬉しかったなあ。

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