こんにちは、夜那さん。こちらこそお忙しい中、遊びに来てくださり本当にありがとうございます。
此処へ戻って来たことを喜んでくださる方がいらっしゃる。そのことにどれだけ救われたか分かりません。
見守ってくださり、待っていてくださり、本当にありがとうございました。
現在、感染症流行という大きな壁に阻まれて、いろんなことが思うようにできなくなってきているような状況ですが、
いろんなことが「できるはずだった」1月から2月にかけての頃よりも、自身がいろんなことに対して動けていることに気付かされています。
危機に心を煽られる、という書き方が適切であるのかどうか分かりませんが、
ただ一人だけで「しっかりしなきゃ」と自らを奮い立たせることよりも、誰かに迷惑をかけないようにしっかりしていなければ、と周囲の空気に律されていく方が、
どうやら私は頑張れてしまうというか、所謂規則正しい生活であったり、社会で生きるための適正な心理状態であったり、そうしたものを保ちやすいようです。
【究極的に自分を救えるのってやっぱり自分だけ】というお言葉、身に染み入ります。自分が救わなければならない。だからこそ、自分という体と心がどういう状況下において適正化しやすいのか、理解しておかなければいけませんね。
もうこの体と付き合い始めて四半世紀くらいにはなるはずなのですが、私は未だにそこのところが分かっておらず……歯がゆい思いをしております。
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DBHとあつ森のお話もありがとうございます。いやぁまさか夜那さんとDBHのお話ができるとは思いもしませんでした!
人に限りなく似せて作られたにもかかわらず、人とは違う在り方を求められ続けたアンドロイドという存在に心を寄せる度にわくわくしますよね。
コナーの生き方もカーラの愛し方もマーカスの進み方も大好きです。
あの荒んだデトロイトで生きる、粗野で利己的で下品で破滅的で、けれどもどこか寂しそうで臆病な人間の方々にも魅力を感じます。
いつか、ユウリとビートのDBHパロを現実にできればいいなと思っているのですが……まずはCold Caseを完結させるところからですね。
あつ森に関しては、カブの大暴落を体験してひええとなったりだとか、初めての流星群に遭遇して大興奮したりだとかして大いに楽しんでいます。
お花を育てるのが大好きなので、毎朝、島をぐるりと回るのが楽しみで仕方ありません。今作は花を誤って散らしてしまっても茎部分が残ってくれるので有難いですね。
その分、不要になった花の撤去が難航していて、それはそれで若干の不便を感じたりするのですが……。
夢中になって育て続け、ふと我に返ると黄色い菊だらけで、私はこの島をどうしたいのだと一人自問したりもしました。
青いアネモネあるじゃないですか。あれがね、ブルーブラッドの青色に見えるんですよ。綺麗でしょう、綺麗ですよね。
ブルーブラッドを絶やしてはいけないでしょう、エネルギー源ですからね、そういうことなんですよ(???)
もし時間が合えば、こちらの島にお招きしたり、夜那さんの方にご訪問したりしてみたいなあ。
マイルで注文できる電話ボックスとかジャングルジムの交換会(どうやら島によって発注できるものの色が異なるらしいのです)や、
お花やフルーツの遣り取りとか、再度流星群が出現した際のお招きだとか、カブ価が大暴落したときの助け合いとか、できると楽しそうですね。
とはいえ、あめふくさ島はまだ理想とする環境には程遠いので、発展途上の現場を晒すような形になってしまうのですが……。
休校措置に合わせて、私の仕事も当分は中止という形になりましたので、もしご興味があれば声を掛けてくださると嬉しく思います。
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さてその休校措置、というか、緊急事態宣言については、先日とうとう全国規模で発令されたことを受け、タンバシティでもデパートやショッピングモールが閉じてしまいました。
私も、こうした拡大を経験したことがなく、戸惑っています。
けれども私は一応社会人、半年や1年の「凍結期間」があったとしても貯金を崩しつつ細々と生活していれば生きていくことはできるのですが、
学生の皆さんは、規定のカリキュラムの中で学業に勤しんでおられるため、3か月学校が休みになる……というのは辛いところですよね。
行き着くところに行き着いている社会人とは異なり、学生さんは、この休止が将来に大きく響くかもしれない、という不安を抱えていることと思います。
そういう意味で、学校の休校については全国で足並み揃えた方が公平性が保たれるのではと思ったりもしました。
なので感染者ゼロの県もひっくるめて、全て「3月2日から休校」と政府が要請したのは、
感染症対策という意味でも、学生さんの公平な将来性を確保するという意味でも、よかったのではないかと考えています。
【ソシャゲの単発ガチャでSSR引く確率】は思わず笑ってしまいましたが、重症なものとなると肺を物理的に潰してしまうようですので、
その際に必要となる高等な人工呼吸器の不足を防ぐためにも、今は大人しくしておくに限る、としか言えないのが歯がゆいところですね。
人工呼吸器の助けを借りることができたとしても、そのSSRの確率です。不足すれば、もっと致死率は上がるでしょう。そうなったときの未来が今のアメリカに見えています。
お互い、本当に気を付けましょうね。
そして私は政治家でも医者でもないので、この緊迫した辛い状況により何が起こったとしても、
此処で、私の知る、私の大切な人達が元気でいてくださるのなら、それを心から喜んでいたいと思います。
皆が苦しんでいるのに浅はかだ、と非難されてしまうかもしれませんが、此処にいる私には、此処で結んだご縁の先にいる方々の無事が、全てですから。
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【コンクリートというのは不働態皮膜という膜に覆われることで錆びない】!?
あ、わっわわわその不動態皮膜というものはワタクシ初めて聞いたので慌てて調べてきたのですが、ステンレスに使われている技術なのですね!
表面に傷が付いたとしても、大気中の酸素によってステンレス内のCrが酸化し、それが皮膜となってFeの錆びを防いでくれる……。
なんてこった、そういうことだったんですねステンレス! 知らんかった!
コンクリートではステンレスでいうところのCrの役割を水酸化カルシウムが担っているとのことですが、これに加え、
更にコンクリートの不動態皮膜には「アルカリ性であること」が求められるのですね。
コンクリートの中性化、というのは私も聞いたことがあったのですが、それが劣化、すなわち錆び、すなわち不動態皮膜の欠落を誘発するものだったとは……。
非常に興味深いお話でした。私一人ではまず調べることのない内容だったこともあり、ついテンションの上がったアクロマさんのようになってしまいました。
私が面白いと思ったこと、についてお尋ねいただいたので、Feに因んだ話をしましょう。
鉄分は人間にとって不可欠なミネラルの一つですが、こいつは、摂取すればするだけ体に取り込まれる、という訳ではどうやらないようです。
我々の体内には鉄分をモニタリングする機構が備わっているらしく、
体内のFeが不足していれば、腸管からのFe吸収効率が増し、逆に十分量があると判断されれば吸収効率は下がる……ということが明らかになっています。
食べれば食べるだけ栄養になると信じていた当時の私にとって、この情報はとても衝撃的でした。
私達の体は私達が思っている以上に優秀で、何をどれだけ必要としているかということを細胞が理解してくれているんです。
ただ、その調節が万能でないことは、昨今に蔓延る生活習慣病というのが証明しきっているところなのでこの辺の語りは控えさせていただきますが……。
アンドロイドはブルーブラッドをごくごくするだけでいいのですが、人間の代謝機構というのはアンドロイドのように洗練されていません。
複雑で、個性的で、奥深く、厄介です。
だからこそ、理想の食事というものは永遠に見つからず、それ故に食事が原因で苦しむ人というのが絶えない……といった状況が生まれていて……。
おっといけない、喋り過ぎましたね。久し振りに専門の話ができて、楽しかったです。聞いてくださり、ありがとうございました。
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FF7、ついに発売されましたね!
総選挙にて栄光を勝ち取ったのはFFⅩでしたが、7も外伝が多く世に出されている超名作です。外出抑制の風潮の中、きっと多くの方が楽しんでおられるのでしょうね。
実況で楽しんでいる状況とのことで、一気にプレイしてクリアしたいというお気持ちはとてもよく分かるので、その選択は多いに「アリ」だと思います。
私としては早くセフィロスとドンパチ(?)やっているところを拝見したいのですが……現在、家族がのんびり遊んでいるので、たまに進捗状況を確認してみようと思います。
Melodies of life、私も大好きです。日本語のやわらかい声を聞くと反射的に胸がひゅんとするのですよね。泣く準備を始めている、とでも言いましょうか……。
夏目友人帳とブルーピリオド、名前はよく聞いていたので改めて調べてみましたがめっちゃ楽しそうではありませんか、特にブルーピリオド、これはわくわくします。
試し読みのページにあった「ピカソは誰にでも描けそう」という言葉に、首が取れそうになるほど大きく頷いてしまいました。君とは仲良くなれそうだよフフフラダリ
芸術そのものが美しいのは勿論なのですが、芸術を理解しよう、生み出そうと躍起になって魂を削っている様もまたキラキラして見えるものですよね。
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長くなってしまいましたが、今回はこれにて失礼いたします。
ご無事でいらっしゃると分かり、この上なく安心しました。今後ともお話、させていただけると嬉しく思います。
またお会いしましょう!
(追記:pixivに直接コメントしようかとも思ったのですが、システムがよく分からなかったのでこちらで感想を記すことをお許しください)
URLを載せてくださっていた小説、拝読いたしました。夜那さんの考える女性主人公の像がくっきりと浮き立てられた、重たく切ないお話でしたね。
ガラルのチャンピオンは、チャンピオンになるまで守られ過ぎていたが故に、実力が付いてきても心が付いていっていないように感じていたので、
最後の【けれどそれだけだったのだ】が、あまりにも綺麗に私の胸に落ち、ああこの子も順応できなかったのだな、と少しだけ嬉しい気持ちになってしまいました。
夜那さんのユウリは13歳ということで、私の書く探偵かぶれのどやぁなユウリよりも1歳年下であるが故に、感情の発露がとても無垢で愛らしいものに思われました。
重たい終わり方でしたが、私は、「ああこれだけ感情を表出して弱音を吐けるなら、そうした相手がいるのなら、きっとこのユウリは大丈夫」と思うことができ、
このお話単体では暗くとも、これよりずっと後にはもう少し明るい未来が控えているのではないかと、そうした希望を持つことができています。
夜那さんが綴る物語に招待してくださり、本当にありがとうございました!