こんにちは、ささびさん。お久しぶりです。
またこうしてお会いできたこと、本当に嬉しく思います!
改めまして、もう2年前のことになりますが、閉鎖の折には急なことで本当にご迷惑をおかけいたしました。
【何か失礼なことを】とのことでお送りくださったお言葉のこと、気にしてくださっていますが、とんでもございません、とても嬉しく拝読させていただきましたよ。
あの時も今も、本当にありがとうございました。
閉鎖に関しては、前サイトで交流をしてくださっていた全ての方において、何の責任もない、ただただ私の自業自得であるといった状態でした。
自業自得であったにもかかわらず、そこで負った傷を塞ぐのにかなりの時間を要したという体たらくだったのですが……。
それでもこうして戻ってこられたこと、そしてこうしてささびさんと再会させていただけたことがただただ嬉しく、
そしてまたこのサイトを見つけてくださったささびさんを始めとする方々のためにも、確かな強度と節度を保ちながらサイトを運営していきたいという気持ちでいっぱいです。
わわ、そしてなんと、マーキュリーロードをお読みくださったのですね。ありがとうございます!
かなり長い連載であり、また当サイトで1、2を争う陰鬱性を誇る物語であったのですが、読むことができて、と好意的なお言葉を頂けて嬉しい限りです。
マサラタウンにはレッドとグリーンがいた。アローラにはリーリエがいた。
確かに周りから愛されていて、そこでの生活は確かに幸せなものであったはずなのに、
その「舞台」に置かれる「人員」の「配置」が、彼女に「排斥」という恐ろしい概念を植え付けてしまいました。
【普通の人の人生を狂わせるのなんてほんの些細な一言やちょっとした行動】であるというのは、私も常々思っているところでしたので、
あの最終話での子供達の言葉にリアルさを感じてくださったと知り、思わず拳を握り締めてガッツポーズを取ってしまいました。
これは私が感じていることなのですが、高校生くらいまでは、こう……綺麗な風景を見る、壮大な映画を鑑賞する、人と話をする、などの経験によって自身が感じる感動に、
なんというか「勢い」のようなものがあって、突発的に起こる爆発のような感動とでも呼べばいいのかもしれませんが……。
とにかくそうした、出来事や言葉によって自身の心が揺らされる頻度や程度がかなり大きかったような気がしています。
けれども成人し、いっぱしに、とはいきませんがなんとか働くことのできているような所謂「大人」となった現在では、
そうした感動体験、情動体験というものが、子供であったあの頃に比べて乏しくなってきたような気にもなっています。
積み重ねた経験が少なければ少ない程、また情動を処理する術に対して無知であればある程、人は出来事や言葉というものに、悪く言えば「振り回されやすい」のだと思います。
子供、とりわけミヅキのような11歳というのは、まさにこの「経験不足」と「無知」が重なった、最も多感な年齢であると言えます。
だからこそ、「この程度で?」と思えるようなことに大きく心を揺らされてしまい、元に戻すことが困難となってしまった……。
そんなリアルを、あのマーキュリーロードでは書かせていただいておりました。
多くの経験により、喜びも悲しみも、子供の頃よりは上手に処理することを覚えてしまった今では、
これくらいの絶望で自身の在り方を変えようとは思いませんし、思おうとしても難しいでしょう。
けれども、確かに「そうした時代があった」ことは忘れずにいたいと思っています。
また、そうした時代の中で心を揺らしていた、あの頃の危うい私も確かに今に繋がっているということを、私自身が定期的に思い出せるという意味でも、
このマーキュリーロードを書いてよかったな、という気持ちではいます。
執筆から3年が経とうとしていますが、この連載に対するご感想、今でも時折こうして頂戴いたします。
ささびさんのお心にも何かを残せる物語であれたこと、本当に良かったと思っています。
改めまして、ご読了およびご感想、ありがとうございました。
ソードシールドの短編も早速お読みいただけたということで、カブさんへの【小躍り】コメント、ありがとうございます。
あのような、ひなたにあまりにも優しく炙られてしまうような慈愛を「ぼく」というこれまた優しい一人称で発言してくださる大人はこれまでいなかったので、
つい感動して、その感動が妄想へと暴走し、やってしまいました。
今のところはビート、ネズさん、カブさんが剣盾三本柱(?)ですが、他の人物も皆さん総じて素敵ですので、少しずつ書いていきたいな、と考えています。
そしてダンガンロンパ! ご存知だったのですね。
つい興奮して24にも改めて喚き散らしてしまったのですが、ささびさんともこのジャンルについてお話ができるなんて光栄の極みです……うれしい!
好きなキャラクターほどいなくなっていく、というのはダンガンロンパファンの皆さんが必ず受ける洗礼めいたところがありますが、
それでもやはり人の死、オシオキというものは辛く、もう本当に【諸行無常】を悟らざるを得なくなってきますよね。
コロシアイ学園生活および修学旅行という舞台も素敵ですし、裁判などのゲーム性もかなり好きではあるのですが、
やはりダンガンロンパはその人物を抜きにしては語れないと思っています。
「モブとして死んでいく」ような人物は誰一人としておらず、皆がそれぞれ葛藤の末に殺めたり、強い願いのもとに誰かを手に掛けたりしているのが印象的でしたね。
そんな彼等を想えるような物語を書きたい、とは今年の夏ごろから思っていたのですが、如何せん、このゲームはゲーム内で想い合っている二人組がかなり多いので、
気兼ねなく「お相手」としてお呼びできる人物が限られているのが少し悔しいところではあったりします。
田中くんは本当に大好きなのですが、ソニアさんと左右田くんで仲良く(?)しているのが大好きなので、
そこに第三者を入れて「4人組」にしてしまいたくはないのですよね……難しい!
ポケモンのように、とはいきませんが、これからもぼちぼち新ジャンルとして書いていければと思っています。
【草葉の陰的な位置】という表現に笑ってしまいましたが、ご了承いたしました。
私もいつかお話させていただける日を夢見て、これからも楽しく、書かせていただければと思います。
ささびさんもお体にお気を付けて、忙しい師走の時ではありますがご自分の時間も大事にしつつお過ごしくださいね。
では、ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。
ただいま!