12/4、8:41の方

こんにちは。この度はご訪問、およびご質問、ありがとうございます。
トップページに「夢小説」という表記がなかったこと、肝心の剣盾の連載が夢小説らしからぬ始まり方であったこと、などの点から、
ご訪問早々に、かなり困惑させてしまったかもしれませんね、たいへん申し訳ありませんでした。
後日、当サイトにおける連載の傾向についてまとめたページを作成するつもりですが、こちらにも先んじて少し書かせていただきますね。

当サイトでは、各ゲームの「女性主人公」を夢主とみなして物語を進めています。名前変換は、ゲームの中で「主人公の名前」を決める感覚で用意しているという状態ですね。
ただ、ゲームを遊ばれている方全員が「主人公」に自己投影なさる訳ではないと思いますし、そもそも当サイトの主人公に自己投影をはかるには、彼女達の個性がありすぎます。
私自身、正当な夢小説とは「個性をなるべく排した、自己投影のしやすい女性の視点で描かれる、キャラクターとの恋の物語」だという認識でいるため、
ご記載にありました剣盾の小説はおそらくこの定義に当てはまらず、夢小説とは言い難い代物であるのだと考えています。
(「個性をなるべく排した、自己投影のしやすい女性の視点で描かれるキャラクターとの恋の物語」は「Dream World」というページにまとめて置かせていただいています)

剣盾を含めたこれまでの連載や短編に恋愛要素がない訳ではありませんし、これからも基本的には「想い合い」の要素を必ず盛り込んで物語を書いていくつもりでいます。
ただその「想い合い」は、夢小説に相応しい糖度を必ずしも持つものではありません。「想い合い」に至るまでの、重たく暗い感情の描写も沢山盛り込んでいます。
そうした、癖のある物語が当サイトには多く存在しています。

「人を愛する、深く想う描写」があるという意味では、当サイトにある全てが夢小説です。
「自己投影しやすい夢主がキャラクターに愛されている描写」がないという意味では、当サイトの8割以上が夢小説ではありません。

ややこしい記載であるかもしれませんが、私はこういった認識で物語を書いています、ということをお伝えすべく、ページを取らせていただきました。
此処までお読みくださり、本当にありがとうございました。

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