10/2、20:58の方

 ご連絡ありがとうございました! そして10日間に及ぶ奮闘、本当にお疲れ様でございました! またお会いできて本当に嬉しい!
 ちょーっとこちら諸々立て込んでおりましてお返事来週以降となります、またお会いできますと幸いです!

(10/8)
 たいへんお待たせいたしました!
 改めまして、メール誠にありがとうございます。また訪れてくださり、本当にありがとうございます!

 私も学部生のころに研究の発表があったのですが(理系)、学部のため論文の提出は任意で、国家試験の勉強に割くためにスルーしたところだったのですよね。私が体験できなかったことを10日かけて取り組まれたとのことで尊敬の気持ちが本当に強く……いやでも本当に大変だったことでしょう。推察することしかできないのが心苦しいのですが……お疲れ様でございました!
 インターネットを10日ほとんど封印する、とのお言葉に本気度が伺えます。受験期にも資格試験の勉強のときにもがっつりネットをかじっていた身としてはここも大尊敬の一言に尽きます。

 そして【全部終わったら大好きな小説を】という有難すぎるお言葉……! 本当に嬉しいです! 「Custom-made Flapping」も感動していただけまして、書き手冥利に尽きるというものです。
 久しぶりのシアとゲーチスさん、こちらも楽しく書かせていただきました! ちょっとコメディチックになっているのは別ジャンルで現在書いているものの影響ではあるのですが、これはこれで6年を経た彼等の「らしさ」を表現できていてよかったのかな、とも感じています。

 中国文学と火鍋のエピソード、ちょっと笑ってしまいました。いいんですよ辛い物が苦手でも! 理解を示して心を傾けることと、心を奪われることは全然違う次元で、どちらも揃えてしまわなければいけないなんてことはないんですから!
 でも専門にされた場所で愛せないものがあることへの心苦しさ、というものには私も覚えがあります。ただそれをシアの如き力業で「好き」にしてしまわれるとは……! 頭が下がります。ちなみに私は辛い物好きです。ヒィーと叫びながら食べるの楽しいんですよね。

 【嘘を真実にする方法】【24色色鉛筆】【クロバット】……。どれも彼女を象徴する、彼女が愛した、そして彼女を書いた私が愛したものたちです。同じように貴方にも好きになっていただけていたと知ることができて、本当に、本当に嬉しいです。
 いやとくに【どの地方でもクロバットを育てました】は私と同じことをやってくださっている! と飛び上がって喜んでしまいました。SVで会えなかったのが残念です……。LEGENDS Z-Aの発売が直近に迫っていますが……ミアレシティにはクロバットがいるのかな。また会いたいなあ。

 主人公たちへの愛情に優劣を付けるつもりはないのですが、ただシアはサイト本格始動時からずーっと一緒にいてくれた主人公のため、思い入れもひとしお、という感覚でいます。
 実は彼女の在り方については後半、ずっと悩んでいました。同じくサイトで長らく付き合いのあった方から、彼女への苦手意識というか、オブラートに包んだ「嫌悪」を伝えられておりまして。
 私は……サイトを通じて知り合えた方や、感想を頂ける方を好きになりすぎると、その人に媚びたくなるというか、その人の意に反する描写や物語の展開ができなくなる、という悪癖があるようで、そのためにシアを長らく動かせなかった、ということもありました。
 今は完全に止まっている夏休みパロの連載に、シアだけがいないのはそのためです。

 シェリーやミヅキとは違い、シアは「強く在ろうとする意識の強い」主人公です。(この辺、本当に「強い」トウコやクリスとは区別して書いています)ある種「こう在りたい」という当時の私の夢を詰め込んだ主人公でもあります。【私の憧れ】と言っていただきましたが、ある種私にも通ずる思いであるのかもしれません。
 それを描写して、否定されるのが怖くて、逃げていたような節も多少、ございました。

 ただ……視野の狭さというのは恐ろしいものです。貴方さまをはじめ、シアに肯定的な思いを寄せてくださる方だっていらっしゃったのに。温かいお言葉で、彼女への応援の気持ちを伝えてくださったことは一度や二度ではなかったのに。
 前回のコメントを頂戴しまして、私もこれまでのサイトにお寄せいただきましたお言葉たちを読み返して、ああ彼女もこんなに大事にされていたんだなと、恐れずにもっと書けばおかった、もっとあの世界を楽しませてあげたかった、と、感慨とともに強烈な後悔に襲われたりもしました。
 シアから逃げていた時間は戻りませんが、今回「Custom-made Flapping」を書けたことで、その後悔の一部を消化できたような、楽しく生きる貴方をこれからも書けるんだという喜びを久しぶりに噛み締められたような、そんな気がしています。

 久しぶりにシアとゲーチスさんに会わせてくださりありがとうございました、と言わなければいけないのは、本当はこちらの方なのかもしれませんね。

 ちなみにこのサイト、有料サーバーで運営しています。更新がめっきり途絶えているこの場所が、お金を払いながらも続いているのは、実は私の副業に関係しています。
 資格を活かしたお仕事を続けるにあたり、有料のメールサーバーがどうしても必要でして。このサイトはそのサーバーのサービスで使っている場所なんです。そのため私が資格を活かした仕事をしない、となるまで、このサイトが消えることはないでしょう。
 フォレストのような大手サーバーが閉鎖される時代の流れもございますが、弊所はそうした流れとは無縁の場所です。開くも閉じるも私次第。そして退場の予定は私が退職するまでありません!
 彼女たちはそれまでずっと、ここにいます。ずっと生きています。望んでくださるならこれからも、ずっと貴方さまのお傍にいます。

 中学生だった貴方さまがこうして大人になってもここを訪れてくださったこと、ずっと彼女たちを大事に思ってくださったこと、忘れません。
 【大人になるのがすごく怖かった】というお気持ちを、ゲーチスさんの手と「いい顔の大人になれたじゃありませんか」が引き取れていたなら……こんなに嬉しいことはありません。

 【頑張りたいな】と書いてくださったのですが、私も! 私も、頑張りたいなと思えましたよ。本当に、本当にありがとうございます。
 この場所はずっとあります。また何か、LEGENDS Z-Aか別のものかは分かりませんが、物語が再度動き出すこともあるでしょう。もしよければ、ぜひまた遊びにいらしてください。

 みんなと一緒に、お待ちしています!

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