こんにちは、夜那さん! お久しぶりです。ご連絡ありがとうございます!
そして節目のお誕生日、本当におめでとうございます。中学生の頃からお話をさせていただいていたので、なんだか私も感慨深い気持ちです。
ご近況など、沢山、沢山、お書きくださり本当にありがとうございます。
ゆっくりお返事をする時間が取れればよかったのですが、どうやら年をまたいでしまいそうなので、一度年末のご挨拶をさせていただければと思います。
本年は夜那さんにも私にも、怒涛の変化が押し寄せた年になったようですね。来年はもう少し平穏に過ごせたらいいなと思いつつ、お互い周りの環境がそれを許さないかも……。ただ、夜那さんにはその怒涛の変化を楽しめるだけの若さがまだまだあると思いますので、思いっきり楽しんでいただければと思います。
来年も夜那さんにとって、素敵な一年となりますように。
では、また来年、時間が取れ次第お返事書かせてくださいね。
(4/9)
こんにちは。お久しぶりです。
お返事の時間がなかなか取れず、お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。
夜那さんは既に学校を卒業され、新しい環境で頑張っておられることと思います。
そんな夜那さんにはもう不要のものかもしれませんが、ご連絡の折にしていただいたお話について、私なりのお返事をさせてくださいね。
まず、好きな人が複数いること自体はいいことなんじゃないかと思います。好きな人、一緒に楽しいことをしたいと思える人は多ければ多いほどいいですよね。
ただその中でも、デートや夜の時間、結婚など、一人に絞らなければならない事柄というのがあるのも事実なので、夜那さんもいつか、そのお二人の中から「選ぶ」日がやってくるのかな、と考えています。
幸いにも(幸い、なんて考え方はよくないのかもしれませんが)男性の方とお付き合いができて、女性の方とはお友達のままいられているということなので、今の在り方でも傍目にはいたって自然です。あとは夜那さんの気持ちをどう整理するかが問題になってくるかと思います。
11月当時も、彼氏さんにも友人さんにもまったくもって誠実ではない、とご自身を責めておられましたが、その後どうでしょう。私などが物申さなくても、夜那さんの中で感情の落としどころを見つけられているといいのですが……。
私事になりますが、先生と結婚して子供まで生まれておきながら、いまだに夢で「リアルなときめきの対象」として出てくるのは、小学5年生のときに数か月だけ付き合った男の子です。先生が夢に出てきたこと、あったかな……?
10代の頃の思い出ってそれくらいインパクトが大きくて、ずーっと記憶の中に残ってしまうもののようです。もしかしたら夜那さんの夢に出てくる人も、今の彼氏さんではなく、初めてお付き合いできた別の人だったり、その友人さんだったりするかもしれませんね。
などと書いてみましたが、私はざっくりと「女性の方を好きでいたとしても、隠れてデートしていなければいつかは適切な距離感の友人に戻れるはずだ」と考えています。逆に今も、彼氏さんよりその友人さんの方に割く気持ちが時間が大きいのであれば、早めに彼氏さんとは別れてしまった方がよいように思います。要するに彼氏さんの存在が「キープ」とか「安定した生活を手に入れるための保険」のような、おざなりの認識になっていなければOKなのでは、という感覚ですね。
恋愛の性対象が男女の間で二転三転することについては、多少びっくりするものの、悪いこと、不自然なこと、ではないと考えています。特に10代の頃はまだ、ご自身がどのようなことにときめき、どのようなことに愛情を抱き、どのような存在になら人生を捧げられるか、といった感情が固まっていない時期ですから、それを探す過程で「男性でないと」「女性でないと」「性別にはこだわらないでいよう」と基準が変わるのは無理のないことですよね。
繰り返しになりますが「今は友人さんの方が好きだけど、今後また男性でないと、と思うときがくるかもしれないから」とかいう理由で、今のお付き合いを「保険」にするような考えがある場合は、それは間違いなく不誠実の部類になります。そうした認識でお付き合いを続けていると、いずれ友人さんに対してもそうした「保険」の扱いをする時がやって来てしまうようにも思います。
あくまで、今お付き合いしているのは男性の方。最優先すべきも男性の方。そのうえで、女性の友人さんも好きという場合には、その気持ちは否定せず、お友達として今後も仲良くできれば……一番いいですよね。
言われなくても分かってる、あるいはもう状況が変わりすぎてしまって不要の代物だ、ということもあるかもしれませんが、一応、このような形でお返事とさせていただければと思います。
夜那さん、ご聡明な方なので、ほんと、要らぬお節介をつらつら書いちゃった感じが否めないのですが……参考にしていただければ幸いです。
改めまして、ご卒業およびご就職、おめでとうございます!
コロナ禍も過去のものとなり、マスクを外しての新社会人生活が始まったのではないでしょうか。
お体に気を付けて、充実した生活をお過ごしくださいね。
この数年間、夜那さんの貴重な10代に、私なりに寄り添うことができて本当に幸せでした。
ありがとうございました!