9/26、リンさん

 こちらこそ初めまして。管理人の葉月と申します。
 2月よりめっきり更新が滞ってしまっておりますが、遊びに来てくださり、こうしてコメントまでしてくださったこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございます!

 お好きなトレーナーのお話もしてくださり、ありがとうございます。
 仰ってくださった中だと当サイトでは……グラジオが、比較的原作のキャラクターを守った形で書けているのではないかなと思います。プラターヌ博士の連載は多数あるにはあるのですが……原作の凛々しくかっこいい博士の姿からはちょっと逸れているかもしれませんね。
 シロナさん、ダイパリメイクでもたいへんかっこよかったですね! ポケモンのアニメは見ていないのですが、つい最近、シロナさんとサトシの熱いバトルが繰り広げられたと聞いております。さぞかっこよかったんだろうなあ。

 マーキュリーロードを読んでくださったとのお話も、とても嬉しいです!
 執筆したのが2016年……もう6年前の連載なのですね、チラッと読み返した私自身が驚いてしまいました。
 サンムーンのストーリーに感じたモヤモヤ感をどうにか形にしたくて、ゲームクリア後すぐに書き始めて、3か月くらい狂ったようにこの話のことばかり考えていました。
 ルザミーネさんの寂しく危うい愛、リーリエの眩しく盲目な愛、ザオボーさんの臆病で冷淡な愛、グズマさんのひたむきでぶっ壊れた愛……。どれも妥協することなく、大事に大事に書きました。ミヅキが上手に受け取れなかった愛も多数ありますが、この4人をはじめ、アローラの住人たちはみんな、ミヅキのことをちゃんと好きだったのだろうなあと、誰もがちゃんと愛していたのだろうなあ、彼女はちゃんと愛されていたのだろうなあと、6年経った今なら素直に思えます。当時は全くそんな風に思えていない、捻くれた状態のままあれを書いていたので、私自身も「太陽」に目を焼かれていたのかもしれませんね。

 マーキュリーロード以上の集中力で書き上げた連載は、残念ながらこのサイトにはなく……次点で言うなら「やさしくありませんように」や「木犀」「三十の詩」「800歩先で会いましょう」が相当するかなと感じています。ただ読みやすさでいえば「Schedule of moonflower」や「カノンの翻訳」、「潜性サルターティオ」「上に落ちる水」あたりがいいのかもしれないなあ、と感じています。
 人物や作風の好みもあると思いますので、適当につまみ食いする感じでパラパラっと見ていただいて……いいな、と思ってくださるものがまた一つでもあれば嬉しいです。

 新作、楽しみですよね!
 悪の組織は毎回楽しみにしているのですが、サンムーンからはスカル団とエーテル財団、エール団とマクロコスモスというように、組織の二段構え(?)が起きているので、今作もそうなんじゃないかと思っているんですよ。スター団がラスボスは流石にないだろうと……。
 XYの時には、事前情報として全く出てきていなかったフラダリさんが悪ボスだったんですよね。そのため今の段階で登場しているキャラクターの中に悪ボスがいる、と考えるのも時期尚早かなとも感じているのですが! ですが! 個人的な希望を書き残すならやっぱりオモダカさんが裏で何らかを牛耳っているとたいへん面白いなと感じています。
 これはTwitterで知ったことなのですが、オモダカという植物は非常に「強い」ので、周りには他の植物が育たない、周りの植物の栄養まで奪い取り大きくなってしまう、そういう性質を持っているらしいのです。いやぁ、わくわくしてきますね。

 3月から私生活がどっと忙しくなりまして、なかなか物語が書けていないのですが、新作発売後は何らか形にできればと思っています。一緒にスペインでの旅、楽しめるといいですね。

 応援のお言葉まで、本当にありがとうございました!
 是非また遊びにいらしてくださいね、お待ちしております。

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