物語の傾向と注意

(2019.11.30 更新)
 閲覧必須ではありませんが、精神衛生のため一度目を通されることをおすすめいたします。

  • 原作との不一致

 長くポケモンの世界をお借りして物語を書かせていただいている都合上、また私の勝手な妄想があちこちで爆発しているという関係上、当サイトの物語には、原作の登場人物にはない設定が加えられていたり、原作との設定に差が生じている描写がある場合がございます。
 「原作の登場人物にはない設定」に関しては、物語の中である種のスパイスとして加えられたものですのでこちらでの明記は控えますが、「原作との設定に差が生じている描写」については、大きな変更点のみ以下に記載させていただきたいと思います。

<全般>
・原作沿いにおいて、旅立つ前からポケモンを連れている場合がある
 → これは連載のエッセンスとして考えていただきたいのですが、違和感を抱かれる場合もあるかと思いますので一番初めに書かせていただきました。

・時系列が原作のものと異なる
 → 当サイトの時系列はゲーム発売順に並べただけのものであるため、原作を踏まえて随所で為されている様々なご考察とはかなりのズレが見られます。

<BW2、XY、ORAS>
・原作において示されたデフォルト名「メイ」「セレナ」「ハルカ」ではなく、別の名前を使用している
 → BW2に関しては、2012年の発売当初、デフォルトの名前が発表されていなかったため、氷漬けになったイッシュ地方の画像から「氷河」を表すGlacierから取って「シア」と仮設定し、そのまま継続して名前を使用しているといった状態です。その後のXYやORASに関してはデフォルト名が公開されていたのですが、BW2に引き続き個別の名前を使用しています。更にその後のSM/USUMやSWSHではデフォルト名である「ミヅキ」「ユウリ」を使用する方式に切り替えています。

<HGSS>
・HGSSの女性主人公(コトネ)とクリスタルの女性主人公(クリス)が同一の世界に存在している
 → 2009年にHGSSの発売が決定された際、女性主人公の姿があまりにも変化していたことに衝撃を受けた私が「金銀クリスタルの世界が全て綺麗にリメイクされているのに、彼女だけいないなんてあまりにも寂しい」などと駄々を捏ねる形で、連れてきました。

・コトネとヒビキが双子、クリスはその姉
 → 上の駄々捏ねに起因して、何とか主人公勢に繋がりを持たせられないかと考えた結果の産物です。

・シルバーの目が赤ではなく銀
 → これは「ポケットモンスターSpecial」という漫画の影響ですが、現在は見つけ次第順次「紅」に修正を行っています。もしかしたらまだ「銀色の目」という描写が残っているかもしれません。ご容赦ください。

<BW>
・トウコとトウヤが双子
 → バトルサブウェイで「選ばなかった方の異性主人公」に出会えることを知らなかった2010年当時の私が、「どちらか一人しかいないなんて寂しい」などという、HGSS時代にも繰り返した駄々を捏ねたことによる捏造です。

・Nの年齢が17歳
 → 2012年に開催されたファンミーティングにおいて、Nの年齢が20歳、主人公および幼馴染は14歳であることが明かされましたが、その情報公開前に執筆したNの連載において「17歳だよ」という記載をしていたため、この年齢のままに書き進めてしまっています。

<BW2>
・アクロマの一人称が「わたくし」ではなく「わたし」
 → 実は原作における彼の台詞の中で一度だけ、一人称を「わたし」とする部分があります。しかしそれ以外の全ての一人称が「わたくし」であることから、注意点としてこちらに明記させていただきました。

・ダークトリニティにそれぞれ個性がある
 → これは2012年頃に書いていた連載に寄せられたご感想の中にあった、とある方のアイデアを、ご許可を頂きお借りして書かせていただいています。

<ORAS>
・トキの年齢が16歳
 → 「物語」の都合に合わせて捏造したものです。原作の彼女はおそらく12~14歳程度だと思います。

 その他、過去の捏造や物語の進行に伴う服装・髪型の変更については記載を控えさせていただいています。

  • 物語の傾向

 当サイトでは基本的に「重く深く真剣に想う話」というものを信条に物語を組み立てています。基本的には「想い合い」の要素を盛り込んで物語を書くようにしていますが、その「想い合い」が熱烈な恋模様の描写で終わることは滅多にありません。所謂「糖度不足」です。
 また、「想い合い」に至るまでの、重たく暗い感情の描写も沢山盛り込まれており、不穏な展開を取る場合もあり、その過程で主人公が追い詰められることさえあります。あまりにもそうした不穏な要素が多く、主要人物が辛く苦しい目に遭うような描写がある場合には、目次ページに警告文を置かせていただいていますが、それ以外の物語においても、穏やかに恋や愛が実っていくような物語はあまりありません。

  • 夢小説との相違点

 当サイトでは主に、ゲームにおける「女性主人公」と誰かの物語を執筆しています。名前変換は、ゲームの中で「主人公の名前」を決めていただく感覚で用意しています。名前を変えられるという意味においては、この「女性主人公」が「夢主」ということになります。
 ただ、夢小説を「個性をなるべく排した、比較的自己投影のしやすい女性の視点で描かれる恋物語」と定義した場合、読んでくださる方とは年齢も容姿も性格も異なる「主人公」が夢主となる当サイトの物語は、一般的な夢小説というものからはかなりズレています。加えて主人公たちにも相応に強い個性があり、自己投影の難しい仕様になっています。

 長文になりましたがご確認ありがとうございます。以上を踏まえた上でどうぞ、お楽しみいただける範囲で遊んでいってください。

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