どんなに絶望していても最後に「よし!」と付ければどうにかなる

 4サイクル目はっじまっるぞー! いやあああ馬鹿あああもうやりたくねぇええ! でももう後半戦だし慣れたもんだからきっとどうにかなる! 絶望への慣れは絶対私を強くするはずだ、たとえ不要な苦痛であったとしてもそれだっていつか私の個性になる! 笑い話になる! よし!

 ……「よし」に繋がるためにはどうにかして頭からポジティブな見方を引っ張り出して来なければならず、でもそれができるということは要するに私は大丈夫ということなので、やっぱりよし! なんだな。問題ない。

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