肩の荷が下りた

 相変わらずの田舎の民による「××は?」という馬鹿げた圧を「あっははおもしろ! あなた方はそれしか言えねえのかよぉ!」と笑えるくらいには私のメンタルは回復していたのですが、ただ今度は相手側が私のいないところで弁明をしなければならない状況に追い込まれていたようです。
 医療の知識もほとんどない身で自らの方にある原因を説明しなければならないのはさぞや辛かったろうなと思いつつ、その役目を私が負わなくてよくなったことに心底ほっとしてしまいました。まだ流石に治療のしんどさとか××の辛さとかを他人の前で隠しつつ事実だけ淡々と話すってのは無理でしょうから、ね……。
 それに今の私が説明したら絶対「私のせいではない」になるもの。それは流石によくないとてもよくない。本当にそう思っていたとしても口には出しちゃいけない。一線を超えるリスクを負わずに済んで本当によかった。

 三ヶ日、無事終了!

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