そういう意味ではやっぱりジェイド・リーチとても書きやすいんだよな、ポケモンの世界にさ、思い当たる人物像がいるから。ローズさん書いているような感じなんですよ。もっと正確に言えば彼がローズさんなのではなくて、ローズさんに突っかかっていく主人公の態度がジェイド・リーチに突っかかっていく監督生の態度と似ているから書きやすい、ということなのですけれど……。
いやほんとマジで監督生はジャミル・バイパーのことどう思っているんだ!? リドル・ローズハートのことは!? レオナ・キングスカラーのことは!? ディア・クロウリーのことは!? もう何も分からん! 「私」が彼等をどう思うべきかはかりかねているから余計に書きにくい! みんなみんな難しい! アズール・アーシェングロットとトレイ・クローバーに関しては私の中で「私は貴方たちのことをこう見ている!」というものがあるのでそれに沿って書けばいいだけなんですけれども……。
ジェイド・リーチとの話は書くの簡単なんですよ。分からないままでいいから。「分からないんだよ貴方のことなんか!」って突っかかっていけばとりあえず有り体ではあるけれど愛憎劇として成立してくれるから。
つまりあれか、「分からないんだよ!」というキレ芸以外の情緒を盛り込んで書こうと思うなら、事前にもっとみんなのことを考えるべきだということなんだろうな。解像度が足りないからこんなぶれっぶれなんやな。よし分かった。
普段書かない人を書くのはこんなに難しいものかと、ツイステメンバーを書きながら何度思ったか知れない