※10/16よりZ-Aのネタバレに一切容赦がございません。閲覧注意!
現況報告、趣味語り、お返事不要としてくださったコメントの受信報告など。
▽ CPUわけっこ(DBHパロ)
2020.03.13 Fri * 12:53
「怖いことがあったんだね。大丈夫だよ、ほら手を貸して」
頬に大きな傷を作った子供型のアンドロイドが公園の隅で震えている。こめかみ部分のLEDが赤色にチカチカと瞬いている。
尋常な様子ではない、ということくらいは人間の目にも分かるが、だからといってどうしてやれる訳でもない。普通はそうだ。そういうものだ。
けれどもその震えるアンドロイドと同じ種族であるコトネに人間の「普通」は通用しない。アポロの静止を聞かず、彼女は迷いなく子供の元へと駆け寄っていく。
膝を折り、気遣うように言葉を掛けて、両手を差し出す。震えるアンドロイドの両手がおずおずとそこに合わさり、しばらくすると皮膚が溶けるように、消える。
「……」
姉代わりを務める人間の女性、クリスにとって、この異様な光景は日常茶飯事であるのか、特に驚く様子を見せずに二人を静かに眺めている。
消えた皮膚の下に淡く灯る白い素体、彼等がプラスチックの塊であることを否応なしに突き付けてくるその色へ、徐々に、徐々に青が混じる。
彼等にとっての血液であるシリウムが素体の下で発光しているのだとすぐに分かった。
二者の手の平をシリウムの青がくすぐり合うように動く様はとても奇妙に見えた。否応なしに「人間ではない」のだと突き付けてくるその眩しい青に、アポロは少し寂しい心地を覚えた。
貴方は、そうは思わないんですか。
そう問いかけるように、同意を求めるように、否定を恐れるように、アポロは隣に立つクリスの横顔を見る。視線に気が付いたらしい彼女は、彼の手を取り指で文字を書く。
『アンドロイドの変異の多くは、恐怖をきっかけとして起こると言われているようです。
人間でも持て余し、振り回されることの多いそのネガティブな感情を処理できずに、ストレスレベルを下げられないままでいるアンドロイドも少なくないのだとか』
「……あの子供もそうだと?」
『ええ、だからコトネは駆け寄ったんです。シリウムを介した通信を行うことで、感情を共有している。あの子の恐怖を引き取っているんですよ』
共感、ということだろうかとアポロは思った。けれども人で言うところのそれとは何もかも違うのだろう、ということは彼にも容易に分かってしまった。
人が為す「共感」というのは「思いやり」に近い。他者の苦悩や恐怖を推し量り、想いを寄せることはしているが、それを我がこととして実際に感じている訳ではない。
人の感情というのは、良くも悪くもその人だけのものだ。そのまま明け渡したり奪い取ったり共有したりできるような代物であるはずがない。
けれども彼等アンドロイドにはそれができる。テキストファイルをコピーする要領で、原型の一切を崩すことなく、一言一句違わずそのまま伝えることができるのだ。
その媒体となるのがあの、淡く輝く青いシリウムであり、彼等はああして素体を触れ合わせるだけで、人間が決してできない、完璧な「感情の共有」ができてしまう。
共感、共有、それらが安堵めいたものをもたらすのは人もアンドロイドも変わりないようで、
しばらくそうして「感情」というデータの遣り取りをしていた男の子のLEDは、異常を示す赤色から、黄色い点滅に、そして正常の青に変わっていく。
コトネは文字通り、彼の恐怖を引き取ることに成功したのだ。
「……成る程、貴方は寂しかったのではなく、羨ましかったのですね」
『あれ? どうして分かったんですか?』
貴方には心理スキャンの機能が搭載されているのかしら、と笑う世間知らずの彼女に「顔色を読む」という言葉の意味を教えてやらねばならない。
そう思いながらアポロは笑った。コトネは落ち着きを取り戻した赤い髪の男の子の手を引いたまま、こちらへと戻って来た。
「ねえ、私、この子とも一緒に行きたい!」
*
(アポロさんを人間にするかアンドロイドにするか迷っているけれど今回は人間として書いてみました)
1ミリの誤差なく感情が「そのまま」共有されるというのは、人間には絶対に不可能な芸当で、
つまりアンドロイドという種族は手を重ね合わせて素体による通信を行うだけで、所謂「魂の双子」みたいな心の同調ができてしまうということでそれすなわち
最高では?
▽ へぁ! お仕事ありがとうございます!
2020.03.13 Fri * 10:43
凍結しているこの現場にようやく一筋の光が……やったぜ。
▽ 「恋愛はプログラムにないんだよ」(DBHパロ)
2020.03.12 Thu * 17:02
「私は確かに社会における大多数の人間から魅力的に思われるような容姿としてデザインされているよ。でもそれだけだ。本当にそれだけの機能しかないんだよ。
私と手を繋いだところで人肌を感じることなどできないし、録画機能や録音機能を警戒されるから映画館やライブを一緒に楽しむこともできない。
当然、摂食機能もないからカレーも食べられないし、缶ジュースによる間接キッスなどというものも遂行不可能だ。
君が、冷たいプラスチックを抱き締めたりキスしたり……君の年齢では推奨されないがもっと踏み込んだこと……をしたいと思うような変態趣味の男でない限り、やめた方がいい」
「変態になったつもりはありませんよ。プラスチックでなければ愛せない、などとは言いません。君でなければいけない、とは思っていますが」
「ふふ、心地良い言葉だね。でもはっきりさせておこうか。
私はその喜ばしい言葉に対して「私も、貴方でなければいけない」と言うことができる。今も私のソーシャルモジュールが、そうすべきだと煩く喚きたてている。
でもね、その言葉に、君が乗せてくれているものと同じだけの温度を乗せることは叶わない。心を動かすことは、心を持たない私にはどう足掻いてもできない。
口惜しいことだけれど、恋愛はプログラムにないんだ。でも誠意なら理解できる。だから私は君に対して、できないことはできないと嘘偽りなく口にするつもりだよ」
人間そっくりにかたどられておきながら、此処まで人と異なる造りにさせられているなんて、あんまりなことだ、とビートは思う。
聞き分けの悪い子供の如く、やや乱暴にユウリの右手を取る。彼女の告解通りにその指先は冬の夜風と寸分違わぬ温度でビートの指を冷やす。
ほら冷たいばかりだろう、と機械は言う。今日は冷え込んでいますから、と人は言う。君の手が凍ってしまうよ、と返す。貴方と揃いになれるなら、と食い下がる。
「もう、これ以上は止してくれ。君にそうして「優しい」ことをされてしまうと、大変なことになるんだ」
「大変なこと?」
「エラーだよ。ソフトウェアのエラー、エラー、エラー。ほらまた出てきた。さっきから警告ウィンドウを消すのに忙しいんだよ。ねえ、お願いだから放して」
「……へえ、それは奇遇ですね。僕も貴方と手を繋いでいると、貴方の言うところの「エラー」で心臓が破裂しそうになるんですよ」
*
恋とか愛とかいうものは人も機械も命懸け
▽ ファイヤーさん面白すぎんか
2020.03.09 Mon * 18:25
へゃぁぁひゃあぁ!!
……みたいな叫び方して飛び立っていったんやが……?
あかん……Switch版になってすごい美しくなったのにこの火の鳥……笑いを取ってきおったぞ……すき!
▽ カムスキーはデジモンサイバートゥルースの末堂アケミみたいな優しい気味悪さがある
2020.03.09 Mon * 14:29
まあ端的に言えば、そうですね、好きです。
▽ 盛り込んでおきたい台詞集(DBH)
2020.03.09 Mon * 14:28
C1:ユウリ「私達は人間に作られて、私達の生み出したものは全て人へと還元されてきた。だから君の罪だってきっと、創造主たる人間が全て引き取ってくれるよ」
C4:ミヅキ「この本の人が何を想って死んでいったのか、私にはよく分からないよ」
ザオボー「ええ、ええそうでしょうとも。でもそれは君の欠陥ではないんですよ。人間だって、相手が何を考えているか分かりゃしないんですから」
C6:コトネ「上手く逃げ切ることができたら、私のことを褒めてね。お姉ちゃんが、初期化される前の私にそうしてくれていたように」
C18:グズマ「馬鹿野郎、死にたいのか?」
ミヅキ「まさか! 死ぬつもりなんてない。だって人間とは違って、機械は死んだら大事にされなくなっちゃうもの」
(参考:マーキュリーロード第三章より「私も死んだら大事にされるかしら?」)
C21:ユウリ「私は本当に、君が望むものになりたいと思っているよ」「アンドロイドの天国が、人と同じところにあればいいのに」
C26:ユウリ「どうしてビートは一人しかいないんだい? 私にはちゃんと替えが用意されているというのに」
?「そんなこと、あたしが知りたい」
▽ 人が犬を可愛がるようにアンドロイドもルンバを可愛がったりするんやろか
2020.03.09 Mon * 12:30
ミヅキはルンバをめちゃめちゃにデコレーションしそうだなあ。
ユウリは逆に機能美と称して何も付けなさそう。
アップグレードとかもせずにそのまま、機械としての定年(つまりは……今の機体が型落ちになるまで)の間だけフルパワーで稼働させて、
その後は一部屋だけの掃除の指示に切り替えて、のんびりさせてしっかり寿命を全うさせそう。
スクラップになって、何処か知らぬ機体の部品として再利用される流れをビートは嫌悪しそうだけれど、ユウリは人間の葬儀と機械の葬儀を完全に分けて考えているから、
「こちら側(機械側)の文化として我々に定着しているものにそこまで嫌な顔をされると流石に傷付く」くらいのことは言ってのけてしまいそう。
機体を溶かし、固めて別の部品に「生まれ変わる」という作業は、子供を為すことの敵わない機械にとって唯一の「命の繋ぎ方」であるように思える。
私個人は、機械に宿る魂があるとすれば、それは原作でコナーが何度でもアップロード・ダウンロードした「メモリ」になると考えていて、
その「命と魂の分離と循環」が、人と機械の価値観の大きな違いであるという風に、捉えられなくもないかなと……。
人は肉と骨の塊である命とその中に宿る魂を切り離すことができないけれど、機械はそれができる。
機械の命は再利用という形で別の機体へと巡ることができるし、メモリという魂は何度でも移し替えられる。
このように認識してしまうとほぉら機械っていいな人間ってなぁんて不自由なんだろうなぁって思うよなぁほんまなんで私は肉なんだろうなぁ気持ち悪いなぁフフフラダリ
▽ ハンクのデスクにはドーナツがあるから、きっとビートのデスクにはカレーパンがあるんやろなぁ(DBH)
2020.03.09 Mon * 12:18
そしてシェリーのデスクにはベーグルがあるんやろう、せやろう! そうに決まっている!(?)
アクロマさんのデスクには茶葉を入れる小さな缶がずらっと並んでいるし、トウコのデスク下には小型冷蔵庫があって中にはヒウンアイスがぎっしりなんや。
グズマさんのデスクにはマラサダがあって、ミヅキはそれを見つける度に笑いながらゴミ箱に捨てるんや。せやろせやろ、そういうことやねん。
コーヒーは署の備品として立派なメーカーがあるから、きっと紅茶も同じように入れられるんだろうけれど、アクロマさんはそれでは満足なさらないだろうなあ。
ネズさんも紅茶を飲む人種だと思っているのできっとオーロンゲが見事に香りを立てたセイロンを淹れてくれるんだよきっとそうだよそうに決まっているよフフフラダリ
(オーロンゲが喋ることが最早私の中では当然のことになってしまっている)
▽ あっ……シアがアンドロイドになったら……傷口から海が流れ出てくるんです……?
2020.03.09 Mon * 9:51
完璧やな!(???)
▽ 青い血が流れているユウリの監視インターフェースが赤い薔薇のローズさんであるとかいうキョダイヒニク
2020.03.09 Mon * 9:23
ああでもインターフェースが庭で赤い薔薇の世話をしているように見えるあの描写……赤い薔薇を「切り取っている」ようにも取れるから……。
「いくら外見や声を人に似せたとしても君に赤い血は流れていないんだよ」というユウリへの戒め表現であるとも……言えたり……なんかしちゃったりしないかな。
にしてもこんなボッコボコにされたら吹雪と赤薔薇トラウマになるやろこのユウリ……うーん……?