my memo

 あまりよくないことや、サイトに関係なさすぎる趣味のこと、混沌となりそうなものだけこちらに隔離します。


▽ アマンダンダダン

2020.12.19 Sat * 13:51

 アマンダンダダン! アマンダンダダン!
(にじさんじ所属 Vtuber シェリン・バーガンディのDBHプレイアーカイブより)

 この名探偵、ちゃんと登場人物のこと大事にしてくださるし、かといってシリアスにもなりすぎず本当に楽しそうにゲームしてくださるからどちゃめちゃ嬉しく拝見できるんだなあ。


▽ 一昨日は久しぶりに夢を見たんだ

2020.12.18 Fri * 9:35

 今やっている治療が総倒れに終わった場合の身の振り方を考えていた。11月中旬以降から考えていたことがあって、それをちょっと話してきた。馬鹿みたいな夢だったけれど、コストだってべらぼうにかかるけれど、それでも応援すると言ってくれた人の言葉を信じたくなった。勿論、総倒れにならないのが一番いいのだと思うけれど、総倒れになったとしても私には残りの人生がちゃんとあるんだって思えたのは……悪い気分ではなかった。何を失ってでも構いやしないという気概でやってみてもいいんじゃないかと思った。本当になくなって困るものなんてこの世の中にはただの一つもないって砂の女も言っていたから(そう言ったのは男の方であって砂の女はただ静かに笑っていただけなのだけれど)


▽ 今日はサバナクロー記念日

2020.12.18 Fri * 9:30

 レオナさんのSRは実在したんですね!! 錬金術の教室で実験をするレオナさんは本当にいらっしゃったんですね! よかった!
 そんでもってフードを被る式典服のラギーも実在したんですね! よかった!
 これでようやくサバナクローのSRが揃った……そっかぁいたんだなサバナクロー。よかったよかった。何も知らないイグニハイドのSRは8月開始時点でぽんぽん出てきたのにサバナクローは運動服しかいらっしゃる気配がないんだもの、実装されていないのかと思った。よかった。


▽ ケイト・ダイヤモンドお前お前

2020.12.18 Fri * 9:18

 敵襲が来ているというのにスマホを見るな! 殺されるだろうが!!


▽ 心を奪われたら帰れないタイプのゲームで強引に帰っていくのが大好きなんだ

2020.12.17 Thu * 22:05

 ハートの国のアリスのトゥルーエンドとか本当に好きなんだなぁ。
 クローバーの国のアリスでペーターが喋ったあれやこれやも大好きなんだなぁ。
 ジョーカーの国のアリスでジョーカーが愛ではなく罪悪感でアリスを檻にとどめおこうとするのもぞっとするけど何処か綺麗で心惹かれるんだよなぁ。

 だから監督生にも一度は絶対帰ってほしいんだなぁ。
 二度と戻らない、私の場所は最後まで此処ではなかった。それでも一生で唯一の相手だった。……と誓えてしまえるほどの愛だったと思える、トレイン先生のあれとかがベストエンド。ジェイドみたいに迎えにきてしまう場合のやつは、まあ最善ではないだろうなと思う。最愛ではある、だろうけれど。


▽ 一体誰が怪物で誰が人間だったのか(ノートルダムの鐘)

2020.12.17 Thu * 6:14

 劇団四季の……最後のあれ。住民たちが顔にペイント塗っていくやつ……怪物と人間の心持ちと姿が一様に入れ替わっていく様……あるいは同化していく様……本当に綺麗だったなあ。また見たいなあ。
 きっとこの二者に境などないのだと何度考えても思い直しても私は怪物側の人間だと思うし、ではいつ踏み越えたのかと問われれば14の頃まで巻き戻っていくしかないし、でも怪物めいた考えを抱えながらペイントを塗らず人間の形をしていられることに私は安堵しているし満足もしている。そして真に人間だったノートルダムの鐘のカジモドがあんなにあの、怪物だらけの世界で「生きづらそうだった」(人間は彼を含めてほんの僅かだったからね)ということを考えると、私が嫌なこと沢山ありながらもこの世界で平穏無事に生きられていることを踏まえてやはりこう考えずにはいられない。やっぱり私の周りにいる奴等だってみんなみんな怪物だったじゃないか。田舎ってどうしようもない。


▽ こんな私の為に祈ってくれた人がいてね、その人がくれた9週間だったと思っているよ

2020.12.17 Thu * 6:05

 素敵な夢だった、誰かと生きるってことがどれほど重たく苦しいものかってことをこれでもかって程に感じ尽くすことが叶った夢のような時間だった。コシランだったとしても確かに命だったと思うよ。あの祈りがあったからこその9週間だったのだと思うよ。
 だからもういいかな、もう十分すぎる程かなと思わなくもないのですがまあまだあと4回残っているのでしたね! HAHAHAまだ終わんねぇよ!? よし!(???)


▽ 「大切なものもその順番も、変わらないままなんてこと在り得ないよ」(冷たい羽)

2020.12.16 Wed * 19:14

 そのままにしていたかったらもう時を止めるしかないんだ。だからこの馬鹿みたいな講釈を、命を持たないGhostに言わせたのはある種正しかったのかもしれないなあ。


▽ めも

2020.12.16 Wed * 8:35

 おんなのこの部屋には大きなドールハウスと沢山のぬいぐるみが飾られてあるものだ、とは、片割れがかつての学び舎で属していたバスケ部の後輩の談である。出かける準備をするから付いてきてほしい、として呆気なく招かれたその場所には、しかしドールハウスもぬいぐるみもありはしなかった。代わりにあったのは、鮮やかな色の小さなゴムボール、貝殻で作ったと思しきモビール、何に使うのか知れない大小様々の小瓶、そして壁二面を埋め尽くす大量の本や漫画や雑誌の類。
 成る程彼女は「おんなのこ」ではない。そのような可愛らしくか弱い括りに属するような大人しい人間ではない。こちらの世界でも「そう」だったと確信し、ジェイドは思わず笑った。まだジェイドの知らない彼女らしさがたっぷりと詰め込まれた空間に、自分が招待されていることがひどく嬉しかったのだ。

「それで、準備とは?」
「腕時計を持って行きたくて」
「……それは機械式のものでしょう? 残念ですが僕の世界では魔導式が主流ですから、電池の寿命が尽きればすぐに使えなくなってしまうと思いますよ」
「ああ大丈夫ですよ、元々動いていないものですから」

 使えもしないものを持って行きたいと口にする彼女の、おそらくは「思い出の品」に興味が沸いた。是非見せてもらえませんか、と前のめりにそう尋ねれば、勿論ですと彼女は快諾し、本が山積みにされた机の引き出しを開けて、上品な装飾の施された金色の細い腕時計を取り出して、

「……?」

 ジェイドの左の耳元に沿えた。

「やっぱり、置いていきます」
「おや、どうしてです?」
「この色をどうしても手放したくなくて、捨てずに取っておいただけのことですから。貴方のところへ行くのなら、きっともう必要ありません」

 それは、とだけ口にしてジェイドは黙った。彼女がその金色を記憶がないながらも大事に所有し続けていたという事実を思うと、その色に「誰」の「何」を重ねたものかと探し続けていたことを想像すると……正直、頭が茹だってしまいそうだった。また足が折れてしまう。そんなことさえ思いながら、ジェイドはその時計を手の中に収めた。冷たい金の温度は、珊瑚の海で生きてきたジェイドの肌にはとても心地がいいもののように感じられた。
 これをいつ、どこで見つけたのか。何を思って購入したのか。それとも誰かから贈られたものなのか。いつ針は止まったのか。そんなに僕のことが恋しかったのか。
 それらすべてを飲み込んで、ジェイドはひどく穏やかに笑った。5年前の彼女が見たら、驚きのあまり息さえ止まってしまいそうな、そうした「らしくない」笑い方だった。

「……いえ、貴方は持って行くべきだ」
「あれ、どうしてですか? 近々、その目の色を変える予定でも?」
「いいえそんなつもりはございませんよ。ただ、僕も未来永劫ずっと貴方と共に在れるという保証ができる訳ではありませんから」
「私より先に死ぬ予定が?」
「一生共に在ると誓ったところで、唐突にその時は訪れてしまうかもしれません。命は、裏切るものですよ。貴方が『死んでもいい』と僕に告げても尚、5年も生き続けてくださったのと同じように」

「……死んでしまった方がよかった?」
「まさか!」

 彼女の手に金色を握らせて、ジェイドはうっとりと呟いた。そのたった一言だってあの日、彼の言いそびれた告白の一部に違いなかった。

「嬉しいです。貴方が生きていてくださって、僕、本当に嬉しいです」

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▽ めも

2020.12.15 Tue * 15:20

 風を切るように堂々とアスファルトを歩く姿は紛うことなき逞しい強者のそれだった。こちらを睨み上げながら「私は所詮、貴方にいいように遊ばれるだけの弱者」と最後のギリギリまで言い捨てるばかりだったあの子の在り様とは似ても似つかぬ様であった。少しだけ寂しいような、嬉しいような、誇らしいような、虚しいような気持ちになってしまった。

「それで? そのツイステットワンダーランドっていう世界から貴方は、私を探しにやってきてしまったんですか? もう5年も前の話だっていうのに? 私がその世界のこと全て、忘れてしまっていることなど想定もしないで?」

 けれどもその、随分と捻くれた口ぶりはあの頃と一切変わっておらず、ああ貴方だと思えてしまったので、ジェイドは嬉しくて嬉しくて嬉しくて、笑ってしまったのだ。

「ええそうですよ。何年かかったとしても、貴方に忘れられていたとしても、それでもいいと思える程度には、大好きだったんです、貴方のこと」
「……そうですか。もしそれが本当ならとても嬉しいことですね。世界さえ飛び越えて迎えに来てくれるほど、貴方に愛されていたなんて。思い出せないのが本当にざ、んね……」

 彼女は大きく目を見開いた。純度の濃い驚愕の表情だった。ポタポタとアスファルトに歪な染みが落ちていくのをジェイドは他人事のように呆然と見下ろしていた。

「こんな私に会えたことが、そんなに嬉しいんですか? 私の不在の5年間は、そんなに寂しいものだったんですか? 泣いてしまう程に? 耐えられない程に?」
「いいえ。……いいえ違います。僕と友人の力をもってすれば、世界を飛び越えて貴方を追うことだって不可能ではないと思っていました。いつか必ず会えるという確信が僕を此処まで連れて来てくださったんです。貴方に会えることも、数年はかかるであろうことも、想定内です。そのようなことで僕は泣いたりいたしません」
「でも、泣いているように見えますよ」
「ふふ、何故泣いているんだと思います?」
「……ごめんなさい、分かりません。だって私、貴方のことは何も思い出せないんです」
「ではこれから覚えてください。僕は貴方に、僕の愛を認めてもらえたことが嬉しくて泣いているんですよ。5年前の貴方は……頑として受け取ろうとはしなかったから」

 すると彼女はニヤリと笑った。それはあの世界でついぞ見ることの叶わなかった、ひどく「相応しい」笑顔であるように思われた。

「それじゃあきっと私、貴方のこと大好きだったんですね。疑って否定して拒絶して、それでも差し出し続けてくれるものでなければ信用ならない程に、貴方を愛してしまっていたんですね。それはもう、死んでもいいと思えるくらい!」

 ああそうだ、相応しい。その笑顔ができる貴方こそ、ツイステットワンダーランドに相応しい。

「……お願いします。どうか、僕の手を取ってください」
「えっ? ……今ですか? 別に構いませんけれど、私、どうなってしまうんでしょう? 手を取ると、すぐにでも連れていかれてしまう? それとも、あっという間に死んでしまったりとか?」
「もし、死ぬと言ったら?」

 彼女はその笑顔のまま、手をそっと取った。真実になった「死んでもいい」こそ、何も覚えていないはずの彼女の魂が示した、5年越しの愛の証左に違いなかった。
 さあ今度こそ握り返しましょう。貴方にもう二度と、この愛を切り捨てられてなるものか。

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