「楽しいことが稀にある。優しくないあたしにはきっと、それくらいが丁度いい」

 誰もが「いる」という前提の元に生きるのはひどく危険だという自戒のもと、日頃から自分だけでバランスを取るようにしておく(できているかどうかはさておき、そう努めておく)と、ふいに下さる様々な方からの慈悲がめっぽう嬉しくなってめちゃめちゃ元気になれたりなどする。今日は家族に頭撫でてもらえて泣きそうになった。
 この気持ち忘れないようにしておこう。誰も彼もいつまでもいてくれる訳じゃないんだから。

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