元気な声であるらしい、よかった!

 ぶっ壊れた体調による滞りや手術による大仕事キャンセルなどで数か月前より多大なご迷惑をおかけしていたチーフさんに、今回の件を報告したのですが(また手術するので3日ほどお休み頂くため、その申請理由の説明も兼ねて)……元気そうでよかった、と言っていただけました。空元気の声じゃないなって感じる、とのことで、重い空気にしたくなかったがための発言だったかもしれないのですが、ただ向こうも「穏便に済まそうとしている」というよりは「心から安心している」というような声音に感じた(もうこれは感覚でしかないから根拠はないのだけれど)ので、今の私の元気にはある程度の信憑性があると思ってよさそうですね。よかった。
 どう足掻いても他人でしかないお方に、相手もその距離の遠さを弁えていながらも、ギリギリのところまで踏み込んでいただける。こちら側もそれを不快だと思わずに済んでいる。……という関係性、この仕事に就いてから初めて知りました。オクタヴィネルの三人といい、世の中にはまだ私の知らない「関係性」「縁の形」が色々あるんだなあ。
 いやオクタヴィネルは二次元だから違うか。でもやっぱりあいつらおかしいよ。なんで三人いて「三人」なんだよ。親子でも三つ子でもないのになんで三人になれているんだ。ああいう場合は大抵「一人と二人」になるもんじゃないのか。さっぱり分からん。分からない、という美しさがある。不可解で、不気味で、それがいい。うん話が逸れた。私は元気な声であるらしい! よかった!

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