ちょっと待ってくれよおいおいおいこれは! これは綺麗すぎる!
え、ちょ、砂漠に降る雨で、はい、花が咲くんですね一斉に……わっと……200種類もの花々が……ひゃ、これはまさにキバナさんのサダイジャにお見舞いするユウリのダイストリームでは!?(妄想が酷い)
砂漠がピンク色になるんや……うーんこれは! これは是非とも取り入れたい! 取り入れたいがピンクか! よりにもよってピンク色の花か! Crazy Cold Caseで既にピンク色のニットベレーを被る「選択」を為すユウリを書いてしまったからな、どうしようどうしよう。あっ違うわ花の色じゃなくて雨の色にすりゃええやんか、なんにも問題なかったぜ!
それはさておきこれは……すごいな……。
だってこれ、花が砂漠に咲くという事実が何を意味しているかというと、花は魔法みたいにふわっと湧き上がってくるものではないからさ、その砂漠には「花の種がある」ってことなんでしょう? それが10年ないし15年と、雨の降らない砂漠の中でずっと凍り付いたように眠っているということなんでしょう? あの砂の色の中、ずっとずっと待っていて、そしていきなり嵐のようにやって来た大雨に「目覚めさせられる」ってことなんでしょう? そんな素敵なことある? そんで一輪とかそんなささやかなものではなくてね? この量よ。本当に「待っていた。誰もがこの時を待っていた!」って書いている。この砂漠からの歓喜の声が聞こえてくるかのような、あまりにも鮮やかでいっそ痛々しささえ覚えるピンク。端的に言えばもう、すごすぎる。
エルニーニョ現象により生じる豪雨がこの花畑を生む。つまりこの花畑は「気候」なんだ。サイコフィールドならぬフラワーフィールドは「すなあらし」と「ダイストリーム」の合体技でなければ生まれないものなんだ。
……いやいやいや待ってくれ、最高が過ぎる。こんなすごいものを紹介していただいてしまってええんやろか。本当に、ありがとうございました。とても幸せな気持ちになりました。
これを活かして是非とも砂一番を書きたい! 書きたいが! 私が2億秒(6年と4か月くらい)かけて書いたとしてもこの花畑には遠く及ばないシレモノ・シロモノしか誕生しないような気がしてだな……めちゃめちゃ頑張って書きたい気持ちは十二分にあるのですが、その……どうか、どうか、がっかりなさらないでくださいね。私、キバナさんのこと正しく理解できている気がしないのです。
今考えている変更というか、取り入れたいところとしては、そうですね……。砂一番は、阿部公房様の「砂の女」に則って、ユウリがチャンピオンとして敗北を喫するタイミングを「7年目」とする予定だったのですが(これはチャンピオンとしてのユウリの「死」を意味する)、これをこちらの花畑に置き換えると面白いかなと考えています。そうするとタイミングとしては7年ではなく、15年くらいになります。15年間、敗北の大雨が降らなかった、ということですね。勝利の砂漠が15年続いていた訳だ。つまりこちらにすると敗北が「死」ではなく、勝利し続けることが不毛の土地をイメージさせ、勝利こそが「死」であるということになる。でもその敗北は「15年目ぶりの大雨がガラルに新しい花畑を生んだ」というどちゃめちゃに素敵な光景へと化け、死ではなく、ユウリがただ一人の女性として咲くという「生」を意識した終わりになる……ということに。
いやいやいやそんなんこっちの方がいいに決まってるやんけ! いやもうこっちにしますってば! 死を意識するネタはだってもうCrazy Cold Caseで書いたからもういいってば! もういい! もういいからユウリお前生きろ! キバナさんと一緒に咲いてしまえ!(???)