セイボリーに浮かせてほしい「もの」がありましたら是非ともご教授いただけませんか

 いや、何を浮かせたとしてもこの男ならサマになるというのは分かりきっているのですけれども、それ故に色々と迷うところもあってですね。「浮かせる」に限定せずとも「動かす」ものでもいいのですが……うーんあかん決まらん!

※SS、短編、連載など、これまでの1日1セイボリーで彼の「指揮」に従ってきた諸々
 → 涙(球体の形で漂う)、黄色い花(残忍な花占い)、モンスターボール(いつもの)、水(ざばんと掬い上げてかける)、物騒なことを言い出した女の子(黙らせるために突き飛ばす)、黄色い花弁の残骸(水辺を漕いで月筏とする)、ふわふわのタオル2枚(便利だろうなあという安直な理由から採用した、これは軽率、失敗だった)、好きな女の子の髪(触れずに三つ編みにする)、水の入ったコップ(寝起きでさえこの指揮力)、

※これまでに頂いたお知恵
・時計の針(狂わせたところで時間は止まらない、戻らない。その虚しさが味わい深く、夢中で書かせていただきました。SSとして書くつもりだった、こんな長くするつもりはなかったんや、などと供述しており) → 久遠かな、狂った針の隙間より
・檸檬……ではなく、あの黄色い花(梶井基次郎の「檸檬」に関連した曲をご紹介いただいたのでセイボリーにも檸檬チャレンジしてもらいました、黄色い花を女の子の髪に気付かれないように、刺す!) → SS:易題「月花の簪」

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