有難いことに「本にはしないのですか?」というお言葉を頂戴する機会、これまで何度かあったのですが、
結論から言うと「こんな誤字だらけのものにお金を出してほしくない」という気持ちの方が強いので、当面は書籍化予定、ございません。
それに450ページの文庫本って作成するのにものすっごいお金かかるんだもの……こんな額、畏れ多すぎて皆様にご請求できる訳がない。
というかなんで金銭を受け取るのがこちら側なんです? 読んでくださったことに対する感謝の支払いを何故させてくださらない? 何故?

ただね、一応、去年の5月に、一冊だけ作ったことがあるのですよ。
私がただ贈りたいという利己的な理由で、連載のお気に入りや短編を抜粋して、編集して、一冊だけ注文して「食らえ!」ってしたのです。
その本にも当然のように誤字があって、あっはははやっちまったと腹を抱えて笑ったのですがね。いやぁ、楽しかったなあ。

自分の手元に置いておくだけなら、作りたい冊子はいくつもあります。
アピアチェーレ・片翼・サイコロの3部作、カノンの翻訳、マーキュリーロード、木犀、躑躅……。
でも確か、以前にも検証したことがあったのですが、マーキュリーロードでさえ500ページくらい必要だった気がするんですよ。
3部作なんか入れてしまったらとんでもないことになる。この3部作だけで5000円はゆうに超えるような気がします。
5000円あったら、あと900円出すだけでSWSHのソフトがもう1本買える。ほらぁこっちの方がずっと有意義だからほらぁ!

ただ、誤字だらけというのに関してはご指摘くださる第三者がいてくだされば即刻解決する問題ではありますし、
そもそも二次創作で収支を揃える必要はまるでないから、望んでくださる方がいるのであればどんどん赤字にしてでもお届けしたいという気持ちはまあ、あります。
というか送料だけでいいのでは……?  稚作をお読みくださりありがとうございます代と印刷代製本代がもう完璧に釣り合うでしょうそうでしょう。
ただその場合、本を出せば出すほど現実問題としては赤字になるため、希望数によっては「お財布的にこれ以上は提供できません」となってしまうかもしれないのか。
うーん、システムとしてはよろしくないかもしれませんね。

あれかな、お仕事が繁忙期の折に「今月稼いだお金の1/3を全部書籍化に費やす」と決めて思いっきり頑張れば勢いづくかな。
それで「今月は10冊までならお贈りできます」みたいにするといいかもしれません。

いやでも書籍化とかそういうものに時間をかけるくらいなら私は今すぐにでもDBHパロを書きたいのでやっぱりこの話はナシで!(此処までの長文は何だったのか)

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