6/7、リコッタさん

こちらこそ初めまして、リコッタさん。管理人の葉月と申します。お会いできて嬉しく思います。
そこまで珍しい名前ではないため、もしお知り合いに既に「葉月」さんがいらっしゃるようでしたら、苗字を付けて「藤葉月」と認識いただければ幸いです。

当サイト、名前を変え場所を変えして10年近く続けており、なにぶん物語の数ばかりは沢山ございます。
ひとつでも、お気に召していただけるものがあれば、と思ったのですが、まさか未完結の「Schlieren im Sommer」についてご言及いただけるとは思いもしませんでした!
「ぼくのなつやすみ」は私が小学生の頃、父と一緒に、あるいは父から譲り受けて遊んだもので、1と2をプレイ済でした。
あの、優しく楽しく、でもどこか寂しそうな、1か月後に確実に終わりがやってくる夏休みの世界観が大好きで、何度も何度も遊んだことを覚えています。

原作の素晴らしすぎる雰囲気をできるだけ再現しよう、子供時代を過去のものとしているどなたかに懐かしさを感じていただけるように書こう、と努めていたので、
【心がギュッとなるような雰囲気で】【懐かしいという感覚に陥り】と書いてくださったのが目に飛び込んできた瞬間、「やったぁ!」とはしゃいでしまいました。
こんなにも心を揺らしてお読みくださったこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございます!

書き始めた段階ではまだSWSHの告知さえ出ておらず、そのため登場するのはSM世代までなのですが、
シンオウ主人公やライバルについてはなかなかご言及を頂く機会がなかったので、こちらにもいい意味で驚かされました。
Switchでのリメイクが待たれるダイパ・プラチナですが、あの3人もHGSS組と同様の純朴な健気さがあり、素敵な組み合わせですよね。
彼等のいいイメージを損なわないような書き方を心がけていきたいと思います。

更新、いつまでもお待ちいただけると書いてくださりとても嬉しいです。
もう2年近く書けていなかった連載であり、私も細部を忘れてしまっていて、慌てて読み返しては懐かしさに爆笑したりなどしていたのですが、
お待ちくださる方が一人でもいらっしゃる、そしてそのお一人にこんなにも温かいご感想を頂けたとあっては、更新、諦めてしまう訳にはいきませんね……!
現状、書きたいものが色々とあり、すぐに着手とはいかないのが心苦しいところではあるのですが、のんびりとお待ちいただければと思います。

また、他の連載も読んでくださるということだったのですが、当サイト、色々とその……あまり好ましくない内容の連載も混ざっておりましてですね。
はっきりと好き嫌いが分かれそうな要素を含む作品名を以下に記載しておきますので、もしこれらをお読みいただける場合はご注意くださいね。
・サイコロを振らない → 目が回るような視点の切り替えがたくさんある
・木犀 → 倫理に悖る発言が多々あり、実際に行動に移している
・やさしくありませんように → 倫理に悖る発言や描写がとてもたくさんある
・マーキュリーロード → 原作において非の打ちどころがないはずのいい子を貶める・軽んじる描写がたくさんある、主人公の思想に難がある
・青の共有・夜 → 未成年者閲覧非推奨、メタ要素がある

わわ、ご感想を書くことがあまりなかったとのことで、その貴重な機会を当サイトに投じてくださったこと、光栄に思います!
ついったのような、双方向に交流できるような形式をこのサイトは取っていないため、読んでくださる皆さんがどのように思ってくださっているか、というのは、
頂くご感想で知ることしかできず、故に相応の手間と時間と勇気を使って言葉を伝えに来てくださったことについて、本当に嬉しく思っています。
書いていてよかったなあと、色濃く思える瞬間の一つでもあります。

当サイトのお話は、お相手との恋愛模様を楽しむ部類のものではなく、どちらかというと「誰かを想うということ」について色々と考えていただけると嬉しいな、という、
私の個人的な期待により物語の形を取っているようなところが多分にございます。
夢小説の在り方としては「不適」もしくは「失格」の部類に入るかもしれませんが、私自身が納得できる形で書き続けたくて、
……そうした利己的な理由で、ついったやぴくしぶとったところには進出せず、閉じた空間でのんびりとやっています。
余程のことがない限り、この場所が失われるようなことは起こらないでしょうから、もしよければまたいつでも、お越しください。
10年分の拙作たちと共に、お待ちしています。
ありがとうございました!

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