あっDBHの実況者様がまた増えていらしてる

しかも社長か! あなた様のことは存じ上げておりますぞ! これは見るしかあるまいてフフフラダリ

ユウリを操作補佐アンドロイドに置く場合、ダニエルとカルロスの役を(カルロスは被害者であってあのアンドロイドはカルロスという名前ではないけれど便宜上)
ポケモンには存在しない無名のNPCとするのがまあ無難ではありますよね、それが無難で最適な選択肢。
だが私はアンドロイドではなく人間なので最適解ではなく三番手、四番手、あるいは冒険心が暴走して最悪の解を選んでしまったりもするんですよね。

たとえばユウリがトウコを説得して、トウコが人質であるNを解放した直後に撃たれるとするでしょうそうでしょう。
そうすると原作のダニエルが死に際に放った「嘘を吐いたなコナー、オレに嘘を……」の意味合いがもっと重たくなるんですよ。
「ああ、嘘を吐くのねあんた、人間でさえそんなことしないのに」ってなるんですよ。「アンドロイドは嘘吐きだ」ってトウコは思って死んでいくわけですよ。
トウコの世界はトウコとNを中心に回っていて、Nはトウコに決して嘘を吐かなかったからそういうことなんですよ。彼女にとっての人間ってもうNのことなんですよ。
へぁ……。

それから、主人であるはずの人間を過剰防衛により殺してしまったアンドロイドがシェリーだとするでしょうそうでしょう。
そうするとユウリがシェリーに「28か所の刺し傷だぞ!?」って尋問できるとかいう面白すぎる構図が誕生するんですよそうなんですよ。
「いい気分だった。あんな気持ちになったのは初めてだった。だから繰り返し刺したの。何度も何度も、あの人が動かなくなるまで」
って、いつもの鉛色の目をしたシェリーが自白するんですよ、……あれっこれいつものやつだから特に面白みなかったないやこれはうっかりしていた。

あとね、あとね、エデンクラブの二人組だって別に無名のアンドロイドにしなくたってヘレナさんとバーベナさんとかにしてもいいじゃないですか。
「私達はただ一緒にいたかっただけ」っていうのは地下にあるNの城で悲しい王を支え続けた二人の女神に芽生えて然るべき感情のようにも思えるんですよね。
此処で初めてユウリは、捕獲対象であるアンドロイドを見逃すという選択を取るわけですよね。
そう考えるとユウリの心に「慈悲」を植え付けたエピソードにこの二人の女神が登場するってものすごいええ感じに思えるのですがどうでしょうねフフフラダリ

ストラドフォードタワーでは操作が2パターンありますが、ユウリに「死」をイメージさせてショック状態に持って行こうと思うなら、
グラジオが銃で自害する様を目の前で見ていただかなければならないということになってしまって、その実これが一番つらい。
つまり革命軍のミヅキはグラジオを「置いていく」という決断をするということになってしまって、こっちもこっちでとてもつらい。

ミヅキは人を殺さない決断をした結果、グラジオという仲間を失うことになるので、こりゃいかんやっぱり人は殺していかねばみたいに考えてもおかしくない。
逆にユウリはアンドロイドに銃を向けることをエデンクラブの辺りから段々と躊躇っていくようになるんですよね。
殺すか否かの判断基準が二人の間で大きく分かたれていくので、そこを上手いこと行動とか台詞に反映させた遣り取りを……書きたいね……。

いやでもそんなことより私は20万体いる後継機ユウリに振り回されるネズさんの話をだな(狂気の沙汰)

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