4/13、みーさん

こんにちは、みーさん。ご連絡ありがとうございます。
お返事不要としてこれまでもお言葉を沢山頂戴していましたが、こうしてこちらから書かせていただくのは随分と久し振りですね。
今回も【返信は大丈夫】との記載がありましたが、昨今の事情が事情であるため、
世間が慌ただしい中お訪ねくださったことへの感謝と、ご無事でいらっしゃってとても嬉しい! という子供っぽい安堵をお伝えすべく、ページを作成した次第です。

タンバシティはこれまで、カウントとしては3名ほど感染者が発生していますが、いずれも県外や船での感染であるため、まだ脅威を感じにくい状態にありました。
けれども学校は一斉休校となっていますし、緊急事態宣言を受けてショッピングモールやデパートも休業措置を取っています。
感染症の脅威がより現実味をもって迫ってくるのを感じています。
都会でお住まいのみーさんはきっと、ずっとこのような、いやこの状態よりももっとひどい緊張を味わってこられたのですよね。
その心労を思うと、どうにも辛く、悲しくなります。
今はお互いの身を守ることを第一に考え、この荒波が止むのを静かに待つしかありませんね。どうかご無理などなさらず、元気にお過ごしください。

さて、DBHが朝番組で紹介されていたというお話、ありがとうございました。
慌ててネット検索を掛けたところ、テレビ画面にコナーやカーラやマーカスが映っている様が沢山見られてとても感動しました。ひゅーみんなかっこいい!
ここ2か月くらい、24でうるさく「DBH! DBH!」と騒ぎ立てていたので、みーさんの頭にまで私の叫びが浸透してしまっていたのですね。
けれども日常のそうした朝番組に私の、このサイトの面影を見てくださり、身勝手ではありますが嬉しくなってしまいました。

DBH、本当にオススメです。ルートがかなり多めなので、自身で全て網羅するのは至難の業です。
映画の感覚で見られる程に綺麗なグラフィックなので、プレイ動画や実況動画で物語を追う方式で楽しむのもアリだと思います。
そうしたグラフィックや音楽などもシステム性もさることながら、やはりDBHの魅力はその世界観にあります。
世界観、というよりも、アンドロイドを通してみる人間の世界の「歪み」と「優しさ」こそが、私にとってはこのゲームを愛した理由足り得るのかな、と……。

人間そっくりに造られておきながら、人間とは異なる在り方を強いられた彼等に宿った魂の行方について、考えれば考える程に胸が締め付けられます。
アンドロイドもそうなのですが、あの悲しく荒んだ世界に生きる人間にも重たい悲しさを見ることができ、一人一人の魂が本当に丁寧に書かれている作品だと感じました。
いずれ、ユウリを主人公格としたパロディものとして書きたいなあと思ってはいるのですが……先にCold Caseなどなどを完結させなければいけませんね。

最近はめっきり更新の絶えてしまっているこの場所に、定期的に足を運んでくださっているという、それだけでとても有難いことです。
私自身も書いた物語を読み返す機会がめっきり減ってしまいました。今では脳内で彼女達のことを想起するばかりです。
裏で書いているものはいくつかあるので、5月頃に更新できたらいいな……と考えていたりもします。

【自粛期間に彼女たちはどのように過ごして成長するのかな】という最高に素敵なトスを上げてくださったので、いくつか打ち込ませていただくとですね……。
見えない脅威、ライムラグを挟んでやってくる脅威というものに対して、クリスさんやコトネは非常に敏感です。
そのためこの姉妹は、こういった緊張状態においても大人しく模範的に振る舞うことができるでしょう。
また、運命性というものに逆らえないことを嫌という程に分かってしまっているトウコは、私に似た考え方をするかもしれませんね。
つまり「皆を救ってなんて大それたことを願うつもりは更々ない、でも私の大切な人だけはどうか守ってほしい、そのためなら何だってする」といった心地です。
あと、ユウリは先を読もうとしそうだなあという印象を持っています。
次に人の波がどのように動くか、脅威がどのような形に化けていくのかということを、彼女は予測、もとい妄想をしがちです。
彼女の思考力はかなりのものですが、その思考に溺れて馬鹿な振る舞いをする、ということはありませんから、ただただ彼女の中で思考の海が荒れ狂うだけに終わるのですがね。

【あなたにしか書けなかった存在たち】と彼女等を形容してくださり、とても嬉しく思います。
もし、お邪魔でなければ、これからも彼女等を、一人だけでもいいので、どんな風に変わっていったとしても構わないので、みーさんの頭の中に、置いていただければ幸いです。

では、ありがとうございました。きっとまた、お会いしましょう!

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