12/29、夜那さん

こんにちは、夜那さん。ご連絡ありがとうございます。
年が変わる前にご連絡を頂いていたにもかかわらず、お返事が長く滞ってしまい申し訳ありませんでした。

ここ2か月の間であった様々なことについては、本当は、大したことではなかったのだと思います。
話せるタイミングがあればどこかで開示させていただくつもりではありますが、少なくとも今は、その時ではないようです。
ですので今は、長く沈黙していたことへの謝罪だけ先にさせてくださいね。本当に、申し訳ありませんでした。

1月20日にもメールを下さり、ありがとうございます。
多忙であることも高熱を引きずる地味に辛い風邪をやらかしたことも関係なく、ここでの沈黙の全てはあの時の「書けない」に集約されるものでした。
現在は24にて、書けるものだけ傍若無人に打ち込んでいるばかりですが、早く何らかの物語として更新できるようになればいいなと思っております。
ご訪問してくださる皆様のご厚意に還元できる内容ではないかもしれませんが、
今は「私にしか書けないもの」……要するに「私くらいの物好きくらいしか書こうと思わないような奇天烈なもの」を書いている時がいっとう、落ち着いてしまうんです。

クリスマスを含めた年末年始、そして昔は「三学期」と呼ばれた1月2月(今もこう呼ばれているのかな?)、お元気に過ごされていることを願うばかりですが、
明日から全国の小中高が次々に休校措置を取るとのことで、我が身のこととして関係なくとも社会の中で生きる身としては多大な影響を受けそうですね。
前回のメールでは「高専生」であるとお話しくださいましたが、都市部の大学や高専にも休校を検討するところが出ているのでしょうか?
国からの要請ではないものの、あまりにも甚大な拡大スピードと重篤な症状であるが故に休校措置となるのも致し方ないのかなあと思ってしまいますね。

卒業式を控えた子供達や成績表を作らなければならない教師陣、そして家にいる子供の面倒を見なければならない親御さんのストレスは計り知れないものがありそうです。
ジャパン全体が不安と、悲しみと、苛立ちとに侵食されていくのを感じています。
何かできればいいのですが、今の混乱の中で末端の人間が動いても焼け石に水でしょうし、
まだ分からないことが多すぎるウイルスですから、過剰な意欲と正義感は逆に仇となることさえあるでしょう。
我が身を守り、周りに迷惑を掛けないようにする。これくらいしか現時点で私ができることはありません。
よく分からない出どころの情報に振り回されず、衛生管理を怠らず大人しくしていようと思います。

また【規則正しい生活】についてのご言及を返信不要コメントにてしてくださっていましたね。
そりゃあそうだわ、当たり前のことだったのに失念していた、とやや恥ずかしくなりましたが、
大人になってしまうとこうした指摘をしてくださる方との関係は絶えていくばかりなので、本当に有難く思いました。
今も……そこまでいい生活ができている訳ではありません。体力の低下が著しく、週に2~3回は保育児童が取るようなタイミングで「昼寝」をしている有様です。
ただ、仕事だけはなんとか続けられてきたので、社会人の動きとしてはここ数か月はギリギリ及第点、と、自己採点してはいます。

高専は、タンバシティにも一つだけありますが、当時の私には無縁の場所だっただけに、現在通っておられる方からこうしてお話を聞ける機会に恵まれ有難い限りです。
理系の大学はいずれも「資格取得」のためにあくせく学んでいる状況で進級条件も厳しく、のんびり過ごせるイメージはどうしても持ちにくいですよね。
ただ、資格証というのは取得してしまえばただの大きな厚紙ですが、この厚紙は「この資格があれば特定の仕事には従事できる」という状況を与えてくれます。
これは、のんびりした大学生活と引き換えに理系学生が得られる大きなメリットです。
それに慌ただしく、苦労させられることも多いとはいえ、その学びの分野は「進学先」として自分で選んだものですから、
「興味のあることに取り組む」ということへの強制力が「資格取得のため」という名目で数年間働き続けることもまた、理系の魅力であるように私は考えています。
その道へ夜那さんが進まれていることは、同じ理系の身としても喜ばしく思います。

けれども建築となると……理系といえども私にはさっぱり分からないのですよね。柱を斜めに立てれば家は崩れるよね、くらいのことしか(何言ってんだ)
建物は「安全を保障する」「快適である」「デザインとして優れている」ことを求められますよね。
おそらく夜那さんが担当するのは建物としての強度とか正確性とか、そうした部分に該当するのだとは思うのですが、
そのためにどういった数字が必要で、どういった力学を学ぶことになるのかについてはピンと来ていません。
また機会があれば、夜那さんが学んでいる中で「これはオモシロイ!」と思ったものを聞かせていただけると嬉しく思います。

ポケモンに始まり、刀剣乱舞やFGOのお話もありがとうございます。
いやぁ、楽しいエンターテイメントが沢山あって全てを楽しみきれないのが悲しいところです。かなしみさん……。

昨日(2/29)にFFの総選挙結果発表が出てきましたが、伝説のFF7を凌駕しFF10がトップに踊り出たのには感動いたしました。
曲部門でも「ザナルカンドにて」が1位となり喜ばしい限りです。私の大好きな「いつか終わる夢」も10位台にランクインしていていてニヤニヤしてしまいました。
FF7はリメイクが4月に発売されるとのことで、私はプレイ予定がないのですが、家族が予約を済ませているようなので感想を聞こうと思っています。
キャラクター部門ではFF7もFF10も皆さんかなりの高順位に入っていましたね。
FF9のビビについては、主人公でもヒロインでもないキャラクターとしては最高位の4位となっています。
彼の生い立ち、生き様がどれだけ多くの方の心を揺さぶったのかが分かりぐっときました。

ポケモン総選挙についても、サーナイト、ゲンガー、ブラッキーなどのお気に入りポケモンがランクインしており深夜に小躍りしておりました。
ポケモンについては全体の投票数の多さにも驚かされました。世界中に愛されるエンターテイメントになってしまったことが、少しだけ恐ろしくも感じられますね。

久し振りのお返事で、ぎこちない部分も多数あったかと思いますが、今回はこれにて失礼いたします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。またご縁があれば、お話していただけると嬉しく思います。

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