こんにちは、夜那さん。遊びに来てくださりありがとうございます。
世間ではクリスマスでございますが、こちらでは年末までに終わらせておきたい案件になかなか電話が繋がらず、
「頼むよぉ……」などと情けない声を出しながら机に突っ伏しているような日々を過ごしています。
一応、外でのお食事を「クリスマス」と称して、23日にして参りました。
家族という形になってしまうとなかなか「特別な時間」というものを形成しづらくなってくるので、イベントの力を借りてあの頃の気持ちを思い出せるというのは有難いことですね。
夜那さんは高校生ですから、西洋鹿を乗りこなす赤髭紳士のご加護を頂戴できたりしちゃったのでは……? などと邪推しておりますが、ど、どうだったのでしょう。
しかし冬休みという素晴らしいクリスマスプレゼントが訪れているので、そこは思う存分楽しんでくださいね。
時は金なりとも言いますが、金で時はなかなか変えるものではありません。その時に「在る」からこそ手に入る猶予、貰える時間というものが学生の頃には沢山あります。
是非是非、思いっきり楽しんでくださいね! いいじゃないの、年末年始くらいテストのことなど忘れたっていいじゃないの!
私はですね、理系に進学した身でありながら化学が全くできませんでした。
私の進学した学部は化学必須ではなかったため、物理と、あと半ば独学に近い形で勉強した生物で強引に乗り切ったのです。
3年間高校で教わったにもかかわらず、化学は本当に酷い点数にしかなりませんでしたね。今でも「mol」と聞くと鳥肌が立ちます。あれはAKAN……。
あと英語のリスニング! 本当に散々でした。記述はまあまあ点を取れていたために、リスニングを加えて×0.8してしまうとぐっと点数が下がり幾度も悔しい思いをしましたね。
世間ではセンター試験というもの自体の意義が問われていたり、それに代わる全く新しい試験を執り行うという提案がされていたりと騒がしいですが、
新しい形式のテストは一先ず延期となったようですので、夜那さんの時代ではこのセンター試験大改革の影響を受けず、今まで通りの方法で安全に受験ができそうですね。
どんな方向の進路に進まれるにせよ、ある程度の学力は求められてしまいます。
急に英語が必要になった、数学の点数を伸ばさなければこの試験に通りそうにない、など、
壁が立ちはだかったときに時間と気力で乗り越えられる程度の基礎は、やはり身に着けておくに越したことはありません。
また頑張れるように、お休みできるときはしっかり休みましょうね。楽しいこと、沢山しましょう!
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ダンデさんが【「子供でいられる時間」を限界まで引き延ばしてくれて】いたという点については、大きく頷きつつ同意させていただきました。
彼にとってはブラックナイトがいきなり飛び出してきたことも、それを自らが抑えられなかったことも、
まだ子供であった主人公の力で鎮めることができてしまったことも、全て予想外だったと思います。
きっと彼はああした予想外のことが起きても尚、チャンピオンとして培ってきた力で皆を守ってみせようという気構えだったのですよね。
けれども目の前でそれが覆った。守る立場であるはずの主人公が、自分の代わりにガラルを守ってくれた。
ローズさんの「未来を次の世代に譲り渡す音」が彼自身の拍手の音であったと仮定するならば、
ダンデさんの「未来が変わる音」はきっと、ムゲンダイナが主人公の投げたボールに収まった、カチっというあの音だったのではないかな、と私は考えています。
あの時、ダンデさんは新しい未来の訪れに感動すると共に、まだ子供であったはずの主人公が「次のバトルできっともうただの子供ではいられなくなってしまう」ということを悟り、
ただの子供であった主人公への追悼と、自身と同じ道を歩いていくチャンピオンとしての主人公への歓迎を示すように、
あの決勝戦、向こう側から主人公と同じように「歩いてきてくれた」のではないかなと思ったりしています。
プレイ日記にも書きましたが(あの長い日記を読んでくださったとは……ありがとうございます!)、
ブラックナイト発生前はコートの中央で待っていたダンデさんが、ムゲンダイナ騒動を終えた後の決勝戦においてはちゃんと歩いてきてくれた、あの違い、大好きなんですよね……。
あ、そうそう。主人公の父親ですが、私の中では特殊な設定をしている人物(トキ嬢)を除いて「遠くの土地へ出稼ぎに行っている」ということになっています。単身赴任ですね。
父のお下がりのカバンや、父が残してくれたメモ、などの記載がゲーム内にあるため、少なくとも父は「いる」という認識でいるため、
滅多に会うことはできないけれど、父親と主人公の間に大きな確執めいたものはない……という風に考えてはいます。
例外として、RSEおよびORASでは主人公の父親がジムリーダーの一角として立ちはだかってきます。
あれはあれでたいへん盛り上がって楽しかったのですが、私は恒例の「父親の姿は見えないが遠くからでも確かに主人公を想っているようだ」みたいなヤツが好きだったりします。
ダンソニは私、発売前からね、流行る予感がしていたのですよ。
なんならビートやローズさんが発表される前から「ダンソニは流行る」とか24でどやぁしつつ発言していた身です。
カップリングを「ダンソニ」として二名の名前から少しずつ取って名付ける風習であるのは知っているのですが、
どうにもこう書いてしまうと「ただただいちゃいちゃしている」だけのイメージとして二人の関係が定着してしまいがちなのが惜しいところですよね。
彼等の関係は【言葉ひとつで終わらせられるようなものじゃない】ために、
この「ダンソニ」を自身の中で採用しようとすると、【そうじゃない】という抵抗が生まれがちであるのかもしれません。
ただ、SNSなどで、彼等の関係を、甘酸っぱいものから深みのあるものまで全てひっくるめて、
検索用のタグとしてこの名称が(ダンソニに限らず)機能してくれるのであれば、それはそれでいいかな、と私なんかは思ってしまいますね。
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ポケモンの世界にまでSNSが流行する描写が盛り込まれてしまう程に、市民にとってSNSはなくてはならないものとなっています。
それ故に、あらゆる考えを持った人々との出会いが、土地や年齢や宗教やいろんなものを飛び越えてやってきます。
無限に縁を結べる場所、といえば聞こえはいいのですが、それ故に異なる価値観を持つ人の心無い発言により傷付いてしまうこともあります。
けれども夜那さんのように【そういう人達の気持ちなど分かったものではない】【尊さもあるのだと信じている】と、ご自身の軸をブレずにしっかりと持っていらっしゃる方でしたら、
あのSNSというものに振り回されることなく、適切な楽しみ方ができるのかもしれませんね。
私は、お恥ずかしながらまだちょっと、ハートと矢印とフォロワー数などを価値基準とするあの世界に対する苦手意識がぬぐえずにいるので、再参戦(?)はできておらず、
透明人間として閲覧のみ楽しんでいるといった有様ではあるのですが……。
自分のペースで、自分のおうちで執筆が出来、思わぬところに飛び火するリスクの少ない、サイト上での二次創作というのはとても気楽です。
だからこそ、このような辺境の地にやって来てくださった方とのご縁は大事にしたいですし、そうした方々と、私の思う「夢」を共有できること、とても嬉しいと思えます。
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私のしているスマホゲームは現在、刀剣乱舞とポケモンマスターズの2つですね。
他にもスマホ上に入れているゲームはいくつかあるのですが、現在稼働状態にあるのはこれだけです。
刀剣乱舞には年齢制限がありますので夜那さんはあまりご存知ないかもしれませんが、構図としてはポケマスやFGOにとてもよく似ているように思います。
召喚された刀の付喪神、バディーズサーチで呼ばれてきたポケモントレーナー、召喚された英霊……などが、主であるプレイヤーおよびその分身を無条件に慕ってくれるという、構図。
プレイヤーの視点で世界を見るのも楽しいですし、夜那さんのように【フランス組】として英霊たちそのものの在り方に想いを馳せるのも素敵ですよね。
様々な遊び方ができるこの構図はあらゆるオンラインゲームにて活用されています。
本当に遊ぶ側としては「選び放題」なので、オンラインゲームの紹介サイトを巡っているだけでも楽しい思いができたりしますよね。
ただ、システム構築の上手さはやはり大手に勝るものはないので、世界観やキャラクターだけでは「長く遊べるゲーム」は選ばれない傾向にあります。
FGOはその世界観もシステムも秀逸であるが故に、長く愛されているのでしょうね。
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こちらこそ、長くなってしまい申し訳ありません。いつも読んでくださり、ありがとうございます。
もしかしたらこれが年内最後のお返事となってしまうかもしれませんので、ご挨拶をしておきましょう。
今年はまた夜那さんにお会いでき、ポケモンのことに始まり夜那さんご自身のことや他のゲームのことなど、沢山お話ができてとても嬉しい年となりました。
ポケモンのことは、人物も世界観もポケモンそのものも愛しつつ、それを文章の形にどんどん紡ぎだしていくつもりですので、また来年も遊びに来ていただければ幸いです。
では、ありがとうございました。またお会いしましょう。よいお年を、お過ごしください!