こんにちは、雪村さん。遊びに来てくださりありがとうございます。
師走に入ったこともあり、各所慌ただしい動きがありますが、こちらはかなりマイペースに過ごしております。
雪村さんもあまり季節のハイペース化に振り回されて疲れることのなきよう、ご自身のペースを守ってお過ごしくださいね。
いやいやいや、とんでもありませんよ! どうか謝らないでくださいね。
悲しんでくださる、寂しく思ってくださる。
それくらい、当時の雪村さんにとっては24で煩く呟きながらサイトを回していたあの頃の雨更紗の存在が大きくあったのだということを知り、嬉しくも思えたのです。
実はメールアドレスの交換自体は、数年前から数名の方とさせていただいています。
その後の交流自体は完全に任意ですし、こちらからしつこく連絡を仕掛けるということもありませんのでご安心いただければと思います。
また雪村さんの中で考えがまとまりましたら、此処で話しましょうね。
神座ラーメンはお野菜のダシがかなり濃厚であると聞いています。豚骨のような白煙っぽいスープではなく、澄んでいるのだとか。
来年は是が非でも、理由を付けて大阪に赴かなければいけませんね。ポケモンセンターもあることですし、海遊館もあるし……大阪、いいところしかないやんけ!
「シナリオによる未来予知」の物質系がノートとして存在する世界、いいですね。
【アポロさんウオォッ!】に爆笑してしまいました。ウオォッ使いこなしてくださり本当に嬉しく思います。フラダリさんも喜んでいることでしょう……!
馬鹿と天才は紙一重と言われますが、天才と狂人と怪物は、その思考や行動理念が理解できないという意味で同一のものとできてしまうため、
恐れを抱く、嫌悪する、忌避するといった行動に一般の人が出てしまうのは無理からぬことではありますよね。
私も過去に1度だけ、そうした天才肌らしき人物に出会ったことがありました。
センター試験の1か月前からちょこっと遊ぶように自習室に篭っただけで、軽く医学科への推薦合格を果たしてしまわれた、強すぎる人でした。
通学に使う列車が同じだったことから、中学の頃はよく話をしていたのですが、
高校生になってからは「この人は私とは何かが決定的に違う」ということを肌で感じるようになってしまって、……もしかしたら無意識下で彼を警戒していたのかもしれません。
アポロさんのような存在に救われるクリスさんをこれまでずっと書いてきていたのに……ひどい話です。
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雪村さんのお話、聞かせてくださりありがとうございます。言い辛かったことだったと思うのですが、こちらとしては、お聞きすることができて安心してしまっていたりも、します。
彼女については嫌悪や不理解ではなく共感の声をこれまでも沢山頂いてきており、加えて彼女の個性であるその3点に関しては、
自信満々・天真爛漫といった姿勢を生まれてからずっと貫いていない限り、誰もが覚えのある、心当たりのあるものであると確信しているため、
単なる「第三者」として見ることがかなり難しい主人公であると承知していました。
私にも、その3点だけ残したようなところがあります。
好奇心ややる気に大きな偏りがあり、気まぐれで、有名なコミュニケーションツールであるTwitterやFacebookなどを避けている癖に、妙に寂しがりなところさえあります。
人間という生き物は多かれ少なかれ「そう」であるのだと思います。
私や、雪村さんから見た雪村さんご自身には「そう」した傾向がやや強いだけの話で、彼女との重なり、彼女への複雑な感情を危機的に思う必要はきっと、ないんですよ。
「自分でさえなければ」という思いに関しても、共感できることがございました。
「私であるからこそできないこと」「私であるからこそ失敗すること」というのが、「私」を視点にして生活している以上、
目立つ嫌悪感として自らの胸に飛び込んでくるのはある程度仕方のないことであると考えていますし、逃げ出せたならどんなにか楽だろう、というお気持ちも、理解できます。
事実、木犀に関しては「このままならない世界から逃げ出せた唯一の例」として、彼女の生き様ないし死に様を書かせていただいたようなところがありました。
対象例として、マーキュリーロードでは「このままならない世界から逃げ出せなかったいつもの例」として、あの子の生き様と逃げ様を書いてしまったのですが、
あれはあれで現実味があり、それなりに気に入っています。
逃げ出せられたなら、という願い、このままならない世界というのはそれを上手に叶えてくださるようにはおそらく出来ていません。
それをある程度の人は認識しており、諦めてしまっており、それでもその逃げに焦がれているようなところがあって、
だからこそ、このままならない世界には、何かから逃げ出したり(異世界トリップ)、生から解き放たれたり(死ネタ)といった要素を含む物語が多く存在しているのだと思います。
それらの素晴らしいエンターテイメントの中に「木犀」を並べてしまう、などということはアマチュアのプライド(?)に賭けていたしませんが、
それでも、アマチュアなりに魂を込めて綴った物語の中で、「生から逃がす」という疑似体験を、少しでも楽しんでいただければいいな、と思います。
それは、死にゆく彼女の視点ではなく遺された人物の視点を多く書き、彼女の死は「誰も幸せにすることなどできなかった」ということを主題めいたものとした私にとっては、
……確かに、本意ではないというか、少し私自身の願いからは逸れる楽しみ方・読み方であることは否めません。
けれどもそうした読み方で雪村さんが少しでも楽になれるのであれば、彼女は、シェリーの死はいつでも貴方に寄り添います。そう在りたいと思っています。
長くなってしまいましたね、申し訳ありません。此処まで読んでくださり、ありがとうございます。
是非また遊びにいらしてくださいね。此処で、お会いしましょう!