11/24、皐月さん

皐月さん、皐月さん、こんにちは!(ごめんなさいちょっと嬉しすぎてテンションがおかしいのです、いつものことですが)
【お話したくて】と書いてくださり、本当に嬉しく思います。
こちら、体力の低下や仕事の多忙などにより、毎日のようにサイトを更新することができず、お返事を待たせてしまうこともあるかもしれないのですが、
よければこちらこそ、こちらで沢山お話できればと思っています。
皐月さんにも日々お忙しいでしょうから、休息の折にふらっと遊びに来ていただいて、気が向いたときにちょこっとお言葉を残していただく程度でも勿論大丈夫です。
1年半空いていても、皐月さんのお名前だけでピンと来ましたので、私は多少時間が空いたとしても、
こうして当サイトの連載について沢山考えてくださり、一緒にポケモンの世界を愛することの叶った相手である皐月さんのこと、いつまでも覚えていますよ!

というかですね皐月さん、体調崩されて病院らしきところで療養していたと思しき記載が前回あったのですが大丈夫でしたでしょうか……?
病欠では同僚様にも多少のご負担をかけてしまうことになるため、なかなか休み辛いところではありますが、
でも、でもね皐月さん、同僚様のご気分よりも皐月さんご自身のお体の方がずっと大事ですよ……無理のし過ぎは禁物ですよ……。
休みたいときに十分に休めない、そうしたままならない世の中であることは理解しているつもりです。大変でしたよね……。
それでも、皐月さんの世界で一番大事なのは皐月さんであり、その皐月さんの魂を支える体です。そのこと、どうか覚えておいてくださいね。

馬鹿な、皐月さん。貴方まさかフフフラダリまでご習得なさっているなんて……何者です?(???)
あらゆる世界戦のダリを想ってくださりとても嬉しく思います。
アクロマさんとゲーチスさんは太く長い一本道で書くのがそれはそれは楽しかったのですが、
フラダリさんの場合はED後の生死さえ不明という原作の状況やカロスの美しい陰鬱性などを踏まえると、どうしても1本道に収めることが難しく、
あれよあれよという間にダリ分岐がとんでもないことになってしまっておりますが、その全てに心を寄せてくださる方のお声を聞けるのは本当に、嬉しい事ですね。

わ、わ、皐月さんの中にいらっしゃる主人公は「救う」側なのですね。ちょうかっこいいじゃないですか……惚れてまう……。
フラダリさんの【空の高いところのような瞳の向こうに冬のブルーグレーを見て】という表現に震えてしまいました。
彼の瞳に「冬」を重ねるという発想はこれまでしたことがなかったものですから、
ああそうかあれは「寒い」瞳なのかもしれないなあと、XY発売から6年が経った今になって得られた気付きにニヤニヤとしております。
ちなみに私はフラダリさんの瞳を【重ねすぎて空になってしまった空気の色】とすることが多いように思います。
空気自体に色がある訳ではないのですが、語り手がそうしたことをあまり理解していないシェリーであるからこそ通用する、少し幼さの残る表現で、密かなお気に入りです。

シアのことを【生きてる】と称してくださりありがとうございます。
私は、一時期彼女に夢を詰め込み過ぎたこともあって、その夢をめでたいことにサイコロ終了までは全て叶え続けてしまったこともあって、
人間らしく書こうと努めてきた彼女こそが最も人間らしくない、ともすれば怪物めいた面影さえ持ってしまっているのでは……と恐れたことがありました。
今ではそうした彼女の歪みを受け入れ、良い面でも悪い面でも「ああ、これが彼女だ」と思えるようになっていますが、
そうしたように、私は一時期彼女を受け入れられなかったことがありました。
けれども私がそうやって、駄々を捏ねるように彼女を拒絶していた間も、皐月さんはずっと彼女に人間性を見て、彼女の歪みを強さだとしてくださっていたのですね。
ありがとうございます。【見守りますよ】【追いかけ続けます】と言ってくださり、本当に嬉しかった!

ああーカノンの翻訳だあ! 懐かしい! そうでしたそのような連載もありましたね(おいこら)
アクロマさんもシェリーも普段は温厚な人間ですが、「大切なものを脅かされそうになったときの吹っ切れ方と攻撃性」が凄まじいという点、確かに似ていますね。
ただ皐月さんも書かれていたように、アクロマさんはまだブレーキに手を掛けている状況で、
シェリーはその若さ故か、普段から抑圧してきた感情の量が桁違いであるが故か、暴走の過激さがアクロマさんの比じゃありません。
それは普通なら「やれやれ」と忌避されて然るべき現象ではありますが、
そのような行為に至ってしまう心地を理解できてしまうアクロマさんは、「わたしはそこまでできない」という羨望や嫉妬を抱きがちである……のかもしれませんね。

そしてアクロマさんにおける「ブレーキ」が、【「絆される」「情を持つ」という点】であるというご解釈、大好きです。
【太陽と海はよく似ている】からこそ、その温かな同化が彼のブレーキとなっている。
逆に海と鉛は似ていない(少なくともシェリーはそう思っている)からこそ、海のように在りたいなどとシェリーは考えもしない。
確かに、確かにそうだと今も何度も頷きながらキーを叩いています。素敵なご解釈、本当にありがとうございました。

あと、ユウリの瞳の色に関してですが「紅茶」ないし「蜂蜜」の2つを混ぜ合わせた表現を現在は使っています。
カブさんの短編ですが「大量の蜂蜜を溶かした紅茶のような、そうした毒めいた好奇心を孕んだ目」と記載していますが、
別にこれは「好奇心」である必要は全くなく、「毒めいた矜持」でも「毒めいた軽蔑」でも「毒めいた慈愛」でもいいのです。
ただ、その濃度が、大人が見れば「うわ」と不安になってしまう程に濃いものであること、
またそうした感情の爆弾を表出することに対して一切の躊躇いを持たない女の子であることを、この記述で描写できればと考えています。
余談ですが、公式HPにもいますビートの瞳は「菫の花を掌で握り潰したような紫」としています。
プライドの塊であるビートに「花」を持ってくることに対して若干の迷いはあったのですが、
花、というのではなく、「小さなものを踏み潰すような残虐性」という意味でこの表現を捉えていただけると嬉しく思います。

それから当サイトでは24において、12月に入った途端、ネタバレを含む内容をガンガン記載いたします。
もし情報をシャットアウトした上で楽しみたいとお考えであれば、12月以降の24訪問には十分お気を付けくださいね。

今日はいよいよ寒くなってきて、手先が冷え冷えの状態ですがなんとか頑張って生活しようと思います。
おっかしいなあ、高校生くらいのときはこれくらいの寒さで辛くなることなんてなかったのだけれどなあ……年かなあ……(カナシイ)

では、ありがとうございました。またお会いしましょう!

© 2025 雨袱紗