「空と葉桜」「海と赤百合」は互いの秘密や罪を晒し合う関係です。
空はもう一方の空に言えない秘密を沢山持っていますし、木犀ルートの海も太陽に言えないことを沢山沢山抱えています。
そういうことを、葉桜になら空は言えてしまう。赤百合の前でなら海は懺悔してしまう。そういう、あれです。
同じようにアクロマさんとトウコもこの関係ですが、この二人が互いに明かすのは罪とか秘密とかそういう重苦しいものではなくただの惚気です。
「琥珀と鉛」は似た恐れを抱く者同士、仲良くなるかもしれないという可能性が、躑躅ルートの登場により現実になりました。
(あっ、でもその現実になった話を引越してきていないわどうしようフフフラダリ)
「小石と豆」は「海と葉桜」と同様、非常に大きな年の差を持ちながら、その年の差が功を奏して相手の最善となることが叶っている関係……と言えるかもしれません。
豆も葉桜も、相手と一定の距離を保つのがとても上手なんだよなあ。「来る者は拒み、去る者は逃がさない」ってやつだよ、この二人。ほんま上手。
でもまだ相手に命を救われていないだけ豆の方がまだ冷静に動けるのかもしれない。葉桜さんはしっかり海のこと好きだからなあ。あかんなあ(?)
「民と王」はまだ導入していない代名詞なのですが、いつか執筆を再開する「神の花」にて、シェリーとNが会話をするシーンにこれを当て嵌めたい。
ほんの数か月だったけれど、プラズマ団に居場所を貰っていた彼女からしたらNは正しく「王」であり、二人が出会う様は正しく「謁見」の様相を呈している……かもしれない。