お前、探偵かぶれの哲学少女……お前もう黙れよ……黙ってくれよ頼むから……。私の中で暴れないでくれ、静かにしていてくれ。まだ貴方の出番は先だ。
……第8世代の女性主人公は最強のネタキャラとして設定してしまいそうな気がしています。
第3世代リメイク版のトキ嬢は「造作もないわ」(どやぁ)としても何ら問題はない、むしろ「かっこいい」と思ってくださるような書き方を努めてしてきたのですが、
こちらの主人公は……なんかもう「この霧の町ロンドンでは……」(どやぁ)として周りの苦笑を一身に受けるような子になってしまいそうで……。
というか書いている傍から私が爆笑している有様でして……こいつどうしてくれよう……。
「何かね。え、ふざけすぎだって? 勿論、意識してふざけているのだよ? だって哲学なんて、面白おかしくしないと気が狂ってしまいそうになるからね」
「明日、雨が降る意味? ははは、そんなの、私と愛しのポケモン達が水たまりで遊ぶために決まっているじゃないか!
現象が辛いなら本質を見るといい。雨にどんな虚飾を施したところで、誰も君を責めたりしないさ」
「私? そうだな、×××という名前があること以外は全く分からないよ。私にさえ分からない私のことを、どうして君に事細かく教えることができる?」
「貴殿のそれは傲慢というものでは? いや、でもきっとそれが貴殿の愛なのでしょうね。貴殿が驕れば驕る程に、貴殿は人を愛することを覚えていくのだ。
……ふふ、何故驚いた顔をしているんです? まさかそれ程の傲慢を働きながら、愛というものが分かっていないなどという戯言を零したりなさらないでしょうね?」
とかあのめちゃめちゃ美しい主人公が言ってくれると、とても、とてもサマになると思う。
年齢は……素数の(素数の!)13歳か、シェリーと同じ14歳がいいかな。