+ 時間軸が……まさか
「君はゼークス帝国が崩壊してからの数十年で、どれ程の悲劇がノーラッドを襲ったか知っているか?」
ゼークス帝国が崩壊……序盤でも情報として出ていましたがやっぱりそうか。聞き間違いかと思ってスルーしていたけれど、考えないようにしていたけれど、やっぱりルンファク4から数十年後の出来事なんだこれ……。ゲストキャラクターとしてダクとマーガレットが選ばれたのはそういうことか! 寿命問題か! セルザの知己であった4人はともかくとして、ビジュナルとかクローリカとかアーサーとかを連れてくることなんかできなかったんだ! だってもう数十年経っているから! 私の中では7~8年だったこの期間、4から5までの時間は、そんなもんじゃなかったんだ。数十年、数十年か……。
(此処から小野Dことガントアージュ様の有難い演説が始まる)
「私は多くの罪なき者たちが、無秩序な暴力で営みを奪われるのを見てきた。枷の外れた人間はときに、野獣すら目を覆うような非道を行うものだと知った。一つ一つは止められても、あらゆるところで繰り広げられている非道の全てを止めることはできない。手の届くところまでしか救えない己の非力を嘆いたよ。だから私は誓ったのだ。この世界の全てに手を広げ、端々の人にまで指を伸ばそうと。そのための組織。そのためのSeed(正義の種)だった」
やっぱフラダ理論か……「全てを失うか、一握りの何かを救うか。それを決めていいのは人ではない。ならば神の力を使おう」のあの理論か! でも残念だったな色違いのフラダリさん! ナユはなぁ! フラダリさんが手を差し伸べたシェリーのように、貴方に敬意も、憧憬も、罪悪感も、恋慕も! 何にも抱いちゃいないんだよ!!
「そんなある日、耳にささやく声が聞こえてきた。その声は、天に掲げた理想を実現する知識を与えると言った」
おおっとぉ? 成る程今作、裏ボスには事欠かなさそうですね。わぁい楽しみだなあふふふ
リヴィア「笑う気にもならん」 → ガントアージュ「残念だ。私は君たちも含めた、全ての人々の笑顔が見たかったのだがな」 → リヴィア「お前の傲慢な薄ら笑いが半べそになるのを見届けたら、笑ってやろう」
ってああ駄目だもうこれフラダリさんじゃないか。「君が笑える世界にしたいと思っていた」のあれじゃん。なんだ小野D、貴方も1000年生きるのか? Methinksか? いやそんなまさかなHAHAHA
「君達の断末魔を、理想世界誕生の産声としてやろう」はちょっとかっこいいんですよガントアージュさん。「美しい世界を作るまで死ねない苦しみをくれてやる」には及ばないけれどやっぱりかっこいいんですよ。よしいい声だ! 倒し甲斐のあるラスボスの有様をしておられる! いくぞ!