馬鹿な!? 私のLINEがどうして分かったんだ!(多分電話番号か何かで辿り着いたクチなんだろうけど流石にびびる)
恋をしていたとかそういうことでは全然なかったのですが、ズタボロだった中学三年、入院直前に、たった一言の魔法で私を支えてくださった方でした。別件で卒業直前に私も支え返すことができた……と、傲慢ながらそう信じていたいな。その後頂いたお手紙は今も手元にあります(これはこの方に限ったことではなく、クラスメイトとのやり取りで貰った小さな折り畳み手紙とかも取っておいてしまっている。プレゼントを手放すことよりも頂いた言葉を手放すことの方が私は怖い)
異性から感謝の文章を分厚い束で頂いたのは初めてのことだったので、びっくりしながら何度も何度も読んだことを覚えています。差し出した言葉よりも頂いた言葉の量が遥かに(それはもう遥かに)上回ったのはこれが初めてだったんじゃなかろうか。普段はどなたを相手にしても私の方が多く捲し立ててしまうばかりだからな……。
あとこの方のことを思い出すと連鎖的に、中学一年の頃に初めてやった「笑いを取る」という行為についても思い出されます。この方の強引な提案と後押しによって実現したことなのですが、よりにもよってその笑い取りを授業参観のグループ発表の場で疲労することとなってしまい、顔を真っ赤にしながらやった記憶があります。幸い沢山笑ってもらえたのでよかったなあという感じではありますが、発表後同グループのこいつに「ようやった! まさか本当にやるとは」と言われ「やらんでもよかったんかい」と真っ赤な顔のまま激しくツッコミを入れたりなどして……今思えば随分な友人だったな君! おかげで楽しかったけれども! あっそういえばずっと同じクラスだったのか。四つしかなかったとはいえ珍しいな。
中学高校時代、私の要領が悪いせいで散々なものだったという印象しかないのですが「そう悪いものでもなかった」と思える思い出のひとつにこの友人がいました。有難いご縁だったなあ。どうか、どうか元気で。そっちは感染症流行下でとても大変だろうからね。