/600の影響でほぼ全てのセイボリーの目に対して「水色」としているけれど

 これさ……もっとあるよね表現。絶対もっとなんかあると思うんだよ! おはようございます! ちょっと気持ち悪いけれど体を起こしてポチポチ打てているので今日も魔弾を飲むまではきっと元気!

 この色表現ね。青系のものに対する表現って空だとか海だとか風だとか空気だとか色々、本当に色々書いてきた訳だけれどもさ、此処に来て「水」とかいう至極単純なものに表現を帰結させることになるとは思っていなかったのでちょっと焦っているんだ。どうすればいいかな、セイボリーのあの目とあの光ってのはもっとこう、もっと……深く重たく神秘的な何かしらで表現されるべきではないのか……分からない。分からない。
 「重ねすぎて空になってしまった空気の色」これが一番お気に入りの青の表現でフラダリさんの目に使うやつなんですけれどもね、こんな感じにしたい。でもセイボリーの目って「重ねすぎて海になってしまった水の色」ではないから困ってしまう。というかセイボリーに海が似合わなさすぎて困ってしまう。いや案外……うーんどうかな。砂浜の白と彼ならかなり親和性があるのだけれど、海の深い青を背景に彼を据えてしまうといよいよ怖い。溶けちゃいそうじゃないですか。

 あと「氷河の青は海より青い」という、とあるお姉さまから頂いたご解釈、これは実際に表現として使ったことはないけれどシアの目を書くときにとても意識している言葉です。彼女のデフォルト名が氷漬けになった2年後のイッシュ地方の様相、氷河を表すグレイシアから来ており、そういう訳で「いちばん青い」のはシアのあの目だろうなという心持ちで書き続けています。トウコの目もめちゃめちゃ綺麗な瑠璃の色だけれどあれは「吸い込まれそうな深み」というよりも「他者を弾き追い出す程の強烈な輝き」で表現していきたいという気持ち。英雄ですものね。仕方がないね。

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