「久遠かな 狂った針の 隙間より 花照る赤と 共に散れども」
実は今年の春にね、連歌の授業の一端を見させていただける機会がありまして、興奮のあまり長々とした感想をいつものように送り付けたりなどして大はしゃぎだったのですが、あれがふと頭によぎりまして、これは私も歌、作らなきゃ! などと魔が差しこの有様だ、HAHAHA笑っておくれよ。
でも連歌ってね二人以上の人が上の句と下の句を交互に読むやつだから、上の句も下の句もタイトル考案者が私である時点で破綻しているのですよね。でもちゃうんや、そういう意味じゃなくてね! 上の句はとある方からの案、下の句はまたとある方からの案で生まれた話でね。「セイボリーに浮かせて(動かして)ほしいもの何かあればご教授いただけませんか」ってあれ、あれなんですよあれで頂いたアイデア! 時計の針と、彼自身! だから実質この連歌三部作はお二方のアイデア頂戴して三人で書いてるってことになるんや……嬉しすぎるな……。本当にありがとうございました私はたいへん幸せです!
明日はスイカの種を飲み込んでしまって、慌ててサイコパワーで取り出そうとするコミカル極振りなセイボリーSSを書けたらいいなと思っております(狂気の沙汰)
「貴方の狂わせた針の隙間に在る時間は永久に壊れぬものだ。血で彩られた花畑の上、一緒にくずおれてしまうことがあったとしても」
「それでも私はその1分に永遠を見るだろう」