綺麗なお花の話だってちゃんと書いているはずだ……思い出せ……

・夜顔は、夜顔は。ボクは彼女の何を知ったつもりになっていたというのだろう?(プラターヌ連載:Schedule of moonflower)
・「成る程、だから三つ葉になってしまったんだね」「キミの幸福が戻って来たから、四つ葉は役目を終えて四つ葉で在ることをやめたのだと思ったけれど、違ったかな(アクロマ連載:ユークリッドに咲く三つ葉)
・明日、雨が降る意味。私と「彼」との約束を雨が破る意味。花が枯れる意味。何もかもずっと美しいままではいられないのだという、悲しい真実が存在する、意味(フラダリ連載:躑躅)
・「いい花だ。間の抜けた色がお前によく似合う」(ゲーチス・SideStory:右翼に咲くダリア)
・「私は勇敢だから、棘を掴むことなんか造作もないの」(ダイゴ短編:正気の天秤)
・「私がその種を埋めても、ちゃんと芽は出てくるのでしょうか?」(アポロ短編:星結び)
・一人と二人が初めて三人の形を取ったその日、ミイラと化したスターチスが、他の誰でもない母の手によって、捨てられた(ズミ連載:やさしくありませんように)
・「幾つになっても花は綺麗なものだよ、ゲーチスくん。君だって海を美しいと思うだろう?」「ああ、もういっそのこと風邪を引いてしまえばいい!」(ゲーチス・SideStory:葉桜の目は赤)
・いつかジョウト地方に赴くことがあったとして、そこで見る花筏とやらがどれほど美しいものだったとして、それでもきっと、彼の指揮により漕ぎ出されたこの「月筏」には、及ばない。(セイボリー短編:月の筏をつくる指)

 そういえば旧サイトに「花企画」を置いたままでしたね。気が向いたら持って来よう……。

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