おはようございます

 ローズさんの短編タイトル「160℃の約束で、さあ小指ごと灰になれ」はその名前こそめちゃめちゃ気に入っていますが科学的にはこれ完全にアウトでして、有機物を燃やし尽くして「灰分」すなわち無機物類だけにするには確か500℃を超える専門の機械でガッ! とやる必要があるんですよね。
 160℃如きじゃたとえ小指一本といえど灰にはならんやろぉ! と、アクロマさんがツッコミを入れて来そうだったので(アクロマさんは関西弁ではないけれども)私からも補足しておきました。
 学生時代、実際に食品をこの500℃を超える機械で丸一日くらい燃やして「灰」にしたことがあるのですが、それは見事なものでした。本当に綺麗な粉だった。

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