ユウリだけ想いの回路が逆走している

 これまで書いてきた主人公達というのは「自らの中にある何らかの確信をもって、相手を好きだと、大切だと言う」というパターンばかりであったような気がするんですけれども、ユウリの場合は「相手を好きだと認識できたことにより自らの中に確信めいたものを生成できる」という逆走パターンを取っているみたいですね。成る程だからこいつの連載ってめちゃめちゃめんどくさいのか(おい)

© 2025 雨袱紗