絞れない、というのが結論ですね。
思い入れという点ではBW2の三連載(アピアチェーレ・片翼・サイコロ)とフラダリ4連載(樹海・木犀・躑躅・Methinks)が双翼ですね。
原点という意味で言うならいちばんはじめに完結させたのはモノクロステップなのでこれにも思い入れがかなりあります。
私の思い付きで書いた連載よりも、リクエストやご感想などで頂いた案をもとに書いた連載の方がまとまりが良くなるというのはよくあることでして、
「躑躅」「上に落ちる水」「潜性サルターティオ」「ほら、祝福は此処に。」「やさしくありませんように」等々、他にも沢山あるのだけれど本当に……私の宝物です。
このサイトにある連載の大半は、どなたかのリクエストやアイデアによって生まれたものなのです……有難い。
そんな中でも私の思い付きで書いた連載があの「木犀」と「マーキュリーロード」と「冷たい羽」と「カノンの翻訳」だ! HAHAHAやってくれたな!(?)
どれも問題作と言えば問題作ですが私の情熱だけで書き上げたという点においてはどれも思い入れがありますね。
ただ、木犀とマーキュリーロードについては執筆中に頂いたコメントが私の力になり書き進めることができたようなところもあるので、
やはりそういう意味でも一人では書いていなかったのですよね……本当に……人のご縁とは素敵なもので……。
あとね、あまりの文体の拙さ故に長らく非公開としていたものについて数年後に言及してくださり「うわああ覚えていてくださったんですかウオォッ!!」と興奮するなどして、
大幅に加筆修正して公開したり、また連載化したり……といった経過を辿ったものもあるのですよ。
「ユークリッドに咲く三つ葉」「鈴懸モミジの子守歌」の2本ですが……うわぁん鈴懸まだ完結してねえ! 完結までのプロットが手元にあるというのに! 痴れ者ぉ!
とまあ、こんな感じで色々言及し過ぎて全く絞れないので「分野別オススメ部門」に切り替えるとうまくいくかもしれませんね。
1、圧倒的に重たいものを読みたいという方には「木犀」「マーキュリーロード」「やさしくありませんように」
2、それなりに夢小説っぽいものを読みたいという方には「カノンの翻訳」「潜性サルターティオ」「上に落ちる水」
3、優しい世界を味わいたいという方には「天を読む藍」「アクアティカの羽衣」「ユークリッドに咲く三つ葉」
4、大茶番とかオリジナリティとかを許容してくださる方には「BW2三連載」「冷たい羽」「Schedule of moonflower」
おお、綺麗にまとまった!(もうここだけでいいとおもいます)